見出し画像

コンテンツの行き先

ネットとエロのシナジー効果は過去の歴史から見ても
切っても切れない関係であって
一部のポルノコンテンツは
爆発的なユーザー獲得をもたらしユーザー民度を圧倒的に下げてゆく
清廉潔白なものはどこかしら息苦しさを感じ
過疎の一途を辿る
ここでGenZがどのように起爆剤として動くのか
注目していきたい

TumblrがZ世代のクリエイターのためのサブスクサービスPost+を開始

TwitterがSuper Followsを開始しYouTubeが新しいマネタイズツールを追加し
Instagramがeコマースを導入するなど
ソーシャルメディア界はクリエイターが生計を立てるための
新しい方法で盛り上がっている
この争いにTumblrもユーザーがコンテンツを
収益化できるようにする初の試みである
Post+で参入する
Post+は米国時間7月22日より限定ベータ版として開始されるが
当初はTumblr自身が厳選した米国内のクリエイターに限定される

TwitterのSuper Followsのように
TumblrのPost+ではオリジナルアート作品、個人のブログ記事、
二次創作のファン作品など
クリエイターが有料化したいコンテンツを選択することができる
クリエイターはサブスク専用コンテンツの価格を
月額3.99ドル(約440円)から始めて
さらに5.99ドル(約660円)、9.99ドル(約1100円)と
段階的に設定することができる
Tumblrは、クリエイターの利益から5%を徴収する

Post+でコンテンツを作成するプロセスは他のTumblrの投稿と同じだ
クリエイターはビデオ、オーディオクリップ、
テキスト投稿、画像などの投稿が
有料購読者専用であることを示すボックスにチェックを入れるだけだ

Tumblrの広報担当者は次のように語った
「TumblrのPost+はプロや1万人以上の
フォロワーを持つ人だけのものではなく、
インターネット上でお金になるコンテンツの
限界を押し広げるものになります。
たとえばネタ作家、ミームクリエイター、アーティスト、
ファンフィクション作家、上記のすべての人々
そしてその間にいる人たちが、
ファンコミュニティを構築しながらコンテンツを作成し
Post+で報酬を得ることができるようになります」

2010年の発売日に「The Hunger Games」の最終巻を読んだことをライブブログで書き込んだミレニアル世代にとって
Tumblrは過去の遺物のように思えるかもしれない
2007年に設立されたこのプラットフォームは
これまでさまざまな変化を遂げてきた
2013年にTumblrはYahooに11億ドル(約1212億円)で買収され
その後YahooはVerizonに買収された

しかし2018年12月にTumblrに大規模な変化が訪れ
プラットフォームはすべての露骨な性的表現のあるコンテンツや
ポルノを禁止した
その1カ月前にTumblrアプリはそのフィルタリング技術を
児童ポルノが突破したことでiOS App Storeから削除されていた
これを受けて同プラットフォームではポルノを
全面的に禁止することになったのだ
その禁止4カ月後Tumblrの月間ページビューは
1億5100万回(29%)減少した
それ以来SimilarWebによるとこのプラットフォームは
コアなユーザーベースを維持しており
月に約3億1000万から3億7700万ページビューの間で推移している
ただし分析結果によれば今でも若干の減少傾向を示しているようだ
Tumblrは月間アクティブユーザー数を公表していないが
同プラットフォームには1日あたり
1100万件以上の投稿があり5億件のブログがあことを発表している

2019年このプラットフォームは
WordPress.comを所有するAutomatticに売却された
Tumblrはポルノ禁止令以降大きな成長は見せてこなかったが
新しいオーナーの下で若い層にアピールする機能を提供することで
収益を上げるための新しい方法を模索している
Tumblrによるとユーザーの48%以上が
(1990年代半ば以降生まれの)Z世代である
このZ世代のユーザーは旧世代のブロガーに比べて
プラットフォームの利用時間が26%長く
1日の平均利用時間は年に100%以上増加している


日々感じたことをジャンル問わず つらつら書いてます おもしろいなと思ったら フォローおねがいします