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雑記2022末

90年代がリバイバルされてレトロ&ニュートロブームになってるけど
個人的にはそれよりすこし前の60~70年代のバブル突入前くらい
良くも悪くも擦れた時代がとても心地良い

最近はフォークソングが身に染み入るようになってきた
音楽に興味を持ち始めたのはJ-POPから
不思議なことに生まれる前の古い日本歌謡曲が
なぜか懐かしく感じるんだ

このままいけば、ゆくゆく演歌を聞き出すんじゃないかしら
知らない曲だから逆に新しくて心地良いのか
古くDNAに刻まれたメロディに反応しているだけなのか
これは失われた昭和を取り戻す作業なのかもしれない
知らんけど

雪国ならではの宿命なのか
ファッションも気温もちょうど良い”秋”という季節は
あっという間に一足飛びのドカ雪のせいで
埋め尽くされて冬になる
国境の長いトンネルを抜けるかのような
悠長な雪はどこにもなくて川端康成もびっくりだ
駒子も云うだろう
この子、気がちがうわ

衣替え冬支度を慌ただしく済ませて
フードとマフラーの隙間から凍える吐息を吐く
こればかりは何十回目経験したとしても
一向に慣れることはない
これまでも、これからも
日々日照時間が短くなってゆき
ほぼ半日は日の目を見ない世界に閉ざされる
人は日光に当たらないとよろしくないと言われるが
本当にその通りで気持ちも曇天してゆく
網膜に光が当たらないとセロトニンが分泌しない
どうも身体の調子がよろしくないのは
そのせいなのかもしれない
最低でも2500ルクスの光が欲しい

この長く暗い冬を
春が来るまで耐え忍んでいく
また活動を始めるための期間
感性の充電をして
いわゆる春の雪解けってやつを待つんだ

終わりのない話がしたいんだ
たとえば哲学や宇宙や倫理について喧々諤々と
夜更けまで延々と語り合っていたいんだ
簡単に答えが出てしまう話だとか
ループする日常の話なんか放っておいて
途方もない話をしよう


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