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仮想通貨とECユニコーン

溜まっていたキュレーション記事を消化ですよっと
ちと時間が経過してしまっているのはご愛敬


■フェイスブックの「Libra」は仮想通貨なのか? 基礎から理解するための「5つのQ&A」

Libra関連でオーソドックスなQ&Aが出てました
記事自体はfacebook一強を懸念しているが、それはビットコインの時のような価値の流動性をなくした
安定型の”スティーブルコイン”という所に脅威を感じているのではないだろうか

Q1.Libraの仕組みは?
ブロックチェーンを基盤とした分散型と中央集権型のハイブリットの運用だ
決済システムは無数の独立したPCにより実行・検証される
これらを”ノード”と言いセキュリティ的に事実上改変不可能な技術
実際ビットコインでも採用されている

まぁこのあたりはブロックチェーンとは何ぞやというテクノロジベースの話

Q2.Libraは仮想通貨なのか?
ここの回答はイエスでありノーということ
それは”ノード”を動かす権限が全てのユーザーではなく
”Libra Association”というUberやVISA、Peypalなどが参画している団体が管理することになる
これは管理者不在のブロックチェーンの信念からは乖離している
しかしfacebookは世界的な金融インフラを提供するにあたって完全分離は脆弱且つ遅すぎるとしてこの方法をとっている

世界で名立たる企業の後ろ盾はかなり大きいが、やはり一定の巨大権力への抵抗が出てくるところ

Q3.なぜLibraは中央集権型でなければならないのか?
ここは前述した”遅すぎる”というポイントに対するもの
ビットコインが完全分離型で取引処理が”毎秒7件”に対して
中央集権型且つVISA決済ネットワークでは”毎秒2万4,000件”まで処理できるという

ここは間違いなく中央集権型が有利
決済に対する遅延は致命的だろう
ビックカメラでbitcoin決済がスタートした時あまりの決済の遅さに店から出られないという事象が起こったことがある
スムーズな決済はキャッシュレスの生命線であることは間違いない

Q4.bitcoinは価格変動が激しいが、それは問題ではないのか?
これは”脆弱性”に対する答え
bitcoinは11万円から212万円の幅での変動を見せている
投資としてこれほどおいしいものはないが、通貨としては失格だ
価格変動を低リスクの国債を担保に安定させている
また、Libraに参入する企業だがfacebook子会社のカリブラがSNSアプリとの連携を実施させているのと
UberとeBayの参入もほぼ確なことから利用利便性も安定しそうだ

Q5.中央銀行はLibraをどう見ているのか?
facebookの動向には難色を示している
というのも貨幣を作れるのは中央政府だけであるという思想であるから
また、Facebookの世界金融独占を懸念している

Libraは既得権者が抵抗すればするほど
安定してそうだなと思ってしまうのはなぜだろう


■「Amazonより早い」南米の宅配アプリが「世界で大人気」のワケ


コロンビアの”Rappi”という宅配サービスの話
ちなみにコロンビアではAmazonのサービス展開はない
そんなEC途上国で急遽浮上したRappiとは?
なんと今年ソフトバンクファンドが1,000億円以上も投資していたユニコーンだった
基本的にはUberEatsのような食べ物の宅配なのだが
宅配員の端末のGPSで今いる場所や、チャットで細かい指示ができるという
うーん便利
食べ物の宅配にとどまらず”何でも運ぶ”という
薬や本や電化製品まで届けてもらえる
さらにATMでお金を引き出して届けるサービスまである
サービスではエアコン清掃や車の修理などもOKだ
また、お遣いや犬の散歩、銀行での公共料金の支払いまで可能

物流インフラがそこまで整ってなくAmazonなどの大手が介入してないからこそ
ビジネスチャンスがあったと言えよう

"RappiPAY"なるキャッシュレス決済もあり送金や支払いもスムーズに行われる
国内の商店がこぞってRappiビジネスに躍起になているという
配達員も平均の日給は通常国内の最低収入の3倍ほどというからバカにできない

Amazonに見放された国でEC一強王国を建国したRappi
今後の動向が気になる

と、この記事は商業施設のwi-fi完備でAC使えるフリースペースで書いているのだが
隣の席で”仮想通貨のネットワークビジネスの勧誘”始まったので胸糞悪いのでここまで


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