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あいまいもこフラペチーノ

用事も特に何もないある日の午前に
SpotifyでJAZZを流して、ホットコーヒーを飲む
居間のソファに座っているとふわふわと眠気がやってくる
うたた寝をしてしまい、ふんわりした幸せな時間

喫茶店でも味わえる空間、だけど喫茶店では寝ることはできない
うたた寝してしまうくらいの心地よさがとても好きだ
贅沢な時間と空間がそこにある

普段の生活の中にある
エアポケットのような時間がとても愛おしい

家賃を部屋の滞在時間で割った2時間分は
おそらく喫茶店に行くよりよっぽど高いし
金銭的な意味でも贅沢だなと思う

ボクは毎日最低4時間は寝たいので
ざっと残りの20時間という時間を割り振って使ってる
やりたいこと、やりたくないこと、やったほうがいいこととか
全部に時間は足りなくて使えないから
取捨選択して、時には保留したり諦めたりして時間を確保してる

でもちゃんと何もないような時間も確保するようにしてる
余白やバッファではなくて、何もしない時間ってやつ
まぁその前にもうちょっと睡眠の時間を確保したほうが
良いかもしれないね、若くもないし

そんなのだから
ぼぉっと曖昧模糊な感じで呆けている時間は
とても贅沢な時間だなと思う

曖昧模糊な時間を過ごしていると
普段は気付かなかったことや
出てこなかった発想がでてくることがあって
それは透明でとても気が付きにくいもの

まるでフラペチーノに入っている撹拌された氷のようで
見た目はコーヒーだけど飲んで初めて気が付く
意図しないところで出てくるひらめき
思わず自分は天才なんじゃないかと思っちゃったりして

贅沢な幸せの時間にサプライズでひらめきが潜んでいるかもしれない

無駄と思われがちな時間は
ちゃんと過ごしてみなければわからない
ヒマと思えばヒマな時間だし
有意義と思えば有意義な時間になる

だからボクはボクの過ごす時間すべてを
全肯定して生きている


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