2020年のGUiDEEの展望は?

明けましておめでとうございます!GUiDEE開発チームのモイです。
オリンピックイヤーの2020年、GUiDEE開発チームもサービスインに向けてアクセルを踏んでまいります。

さて、新年ということで、GUiDEEの2020年の展望を紹介します。

GUiDEEは1対1の関係を通じて組織を改善

まずは、GUiDEEの全体像を改めて紹介します。GUiDEEは、上司と部下という1対1の関係に焦点を当てた組織改善ツール。個人の成長には業務を通じた経験学習が重要です。そして業務機会を提供し、業務経験からの学びをサポートするのは上司。そこで上司と部下との間で目標と期待についての共通認識を持ち、関係性が良い状態になれば、部下は自律駆動し、実力を存分に発揮できるようになる。その結果、組織全体のパフォーマンスもあがる。それがGUiDEEのコンセプトです。

GUiDEEは大きく2つのツールで成り立っています。ひとつは上司と部下が正しくコミュニケーションを取るための1on1ツール群。これは導入時に行う「ペアの相性診断」と「1on1ツール」、さらに1on1がうまくいっているかを診断する「ペアダイアログスコア」で構成されています。

もうひとつは、ペアの関係性を可視化するための「ペアエンゲージメントスコア」。1on1を実施し、ペアの状態をペアエンゲージメントスコアで定点観測し、ペアの状態改善のサポートとペアでは解決できない問題については側面支援を行なう。このサイクルを繰り返すことで組織パフォーマンスを向上していきます。

現在の開発状況

現在、1on1ツール群はキュービック社内で実際の1on1に使って改善点を洗い出し、機能やUIを磨いています。基本はWebブラウザ上で使うサービスですが、SlackやGoogleカレンダーとの連携も視野に開発中。ペアの相性を診断して最適なコミュニケーション方法をアドバイスする「ペア診断」や、1on1の内容を都度振り返り評価する「ペアダイアログスコア」も実装に向けて開発し、効果的な1on1を実施できるツール群としての完成を目指しています。

一方、ペアの状態を可視化する「ペアエンゲージメントスコア」の方は、昨年12月に5社限定でトライアル版の募集を開始し、現在候補先の企業様と導入に向けた調整を進めています。

開発にご協力いただいたビジネスリサーチラボ伊達氏のインタビューにもあるとおり、アセスメントは実際にさまざまな企業にご利用いただき、精度を上げていく作業が不可欠です。このためキュービック社内だけではなく、さまざまな業種で、違う企業文化を持つ組織に実際にお使いいただき、検証・チューニングをしています。

これらのツール群を揃え、完成度を上げていく2020年になります。スタートアップとして考えると、ずいぶんゆっくり開発しているな、と考える方もいるかもしれません。でもGUiDEEはユーザーにとってセンシティブなデータも扱うため、“とりあえず”でリリースするわけにはいきません。しっかりと磨き上げ、万全な状態でみなさまにご利用いただけるようがんばってまいります。

本年もよろしくお願いいたします。

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