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私の中にある泉 舟越 桂 松濤美術館 12/5~1/31

松濤美術館。ここと根津美術館はまだ行ったことがない。

ここ数年、舟越桂の作品を見ることが増えてきた気がする。


初期の作品は初めて見た。ふつうの人を題材としているようで服まで着色していて妙な近さを感じて違和感がある。
彫刻でメガネをかけているのは斬新。

「個人を語ることで普遍に至る」との通り、さまざまな個人を作っている。

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90年代からスフィンクスや自然や手が特徴の作風になっている。

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特に自然と一体になっているような作品が好き。
山を見ている私が私自身を見ている。

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女性の顔はだいたい同じ感じなので、誰かをイメージしているのだろうか。

ガラスのような目玉が入っている。
全員遠くを見ているが、数体視点が合っていない最近の作品があって気になる。
何か見ているようで何も見ていない?全てを見ているってこと?

松濤美術館は渋谷にあるのに派手さは全くなく素朴。
区民の美術館って感じ。年配の方も多くてみんなに愛されてるのかな。
もうすぐ終わるのでぜひどうぞ。


画像は以下より引用
松濤美術館
https://shoto-museum.jp/exhibitions/191funakoshi/

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