梨泰院クラスクラスターの発生が少年ジャンプと同じ原則ということに目からウロコポロリ
『リタイインクラス』
ってドラマ、みんな観てるんだなぁ…
インスタのストーリーズやFacebookにバンバンアップされているし、Netflixを開くとトップに出てくるし、きっと面白い韓国の学園ドラマかなんかなんだろうなぁ…そのうち観てみよう……と思っていたある日、Netflixに出てくる『梨泰院クラス』の「梨泰院」の文字を見ていたら、突然、あれ?これって、「リタイイン」って読んでたけど、「イテウォン」と読むのでは?と気づきました。
お恥ずかしい話です。
この前、中学2年生の娘に、「ジャニーズのシックストーンズってグループ最近人気あるらしいね」と話したら、「パパ、あれ、ストーンズって読むんだよ」と笑われました。
『SixTONES』で、『ストーンズ』なんて、読めるかーい!
これは「梨泰院」のそれとは違う読み間違いですが(笑)。
1988年、日本大学藝術学部のデザイン科の2年生の終わりに、イラストレーションの公募展『いずみや』(現 .Too)主催の「第3回クレセントコンペ」で大賞を受賞して、なんと賞金100万円をいただきました。
その賞金で、友人とアメリカを1ヶ月かけてバスで1周して、コリアンエアーだったので、帰りに韓国にも寄ることができるとのことだったので、せっかくなので、ソウルに1週間滞在。
「安くしてください」の韓国語、「カッカジュセォ」だけを覚えて、牛革のコートを買いに行った思い出の場所、そこが「イテウォン」でした。
それからは一度も韓国に行く機会が無かったのですが、30年以上経ってこの前『梨泰院クラス』のタイトルを見て、「イテウォン」と「梨泰院」が繋がったのです。
で、この前の週末に、ついに『梨泰院クラス』全16話をイッキ観しました。
↓ ここからは、ストーリーの内容については書いていないので、まだ観ていない人が読んでも大丈夫だと思いますが、まっさらで観たい人は読まないほうがいいかもしれません。
『梨泰院クラス』は、キャラクターがみんな魅力的で、ストーリー展開がジェットコースターで、久しぶりに観るのが止まらないドラマでした。観る前に思っていた、単純な学園ドラマではありませんでした。
原作は韓国の同タイトルのコミックで、同じストーリーを日本では『六本木クラス』としてコミック展開しています。
コミックの前半を読みましたが、ストーリーは、ほぼほぼ一緒で、舞台を日本に置き換えている感じです。
コミックのストーリーの中で、主人公のお父さんがラーメン店を開いているのですが、料理の絵は韓国料理だったりするところはご愛嬌。本家の韓国版のオ・スアの日本版の楠木優香との出会いは、ダンゼンにドラマの方が良いですね。
梨泰院を東京に置き換えると、六本木?というのはちょっと疑問。。。
原宿の方がイメージに近いような気もするけど、『原宿クラス』だと子どもっぽいし、『神宮前クラス』とか変だし、『表参道クラス』も違うし、『西麻布クラス』とかはちょっと近いような気がするけどラウンジの店名みたいだし(笑)、結局『六本木クラス』で落ち着いたんでしょうね。
『六本木クラス』というコミックがもうすでにあるんだから、日本でもリメイクドラマをやってほしい!
TBSの日曜8時の半沢直樹の枠でドラマ化するのが良いんじゃないかと、Facebookとインスタのストーリーズにぼくが勝手に考えた日本人キャスト候補を書いたら、たくさんの反応がありました。チャン・デヒ会長役は〇〇さんが良いとか、チョ・イソ役はオーディションで新人を発掘した方が良いんじゃないか、などなど。
良いドラマって、観た後に人と語り合いたい欲がすごいですよね。コロナ禍の今は人と集まれないから、飲み会でドラマについて語り合うとかもできないので、SNSを通して語り合っているんだと思います。
誰かが面白かったとSNSに書いて、それに対していろんな人がコメントしているのを見て、流行っているみたいだから観る、その観た人がSNSに感想を書いて、誰かがコメントする…という連鎖が起こっていく。
『梨泰院クラス』にハマって、その人の周囲もどんどんハマって、SNSで集まって、「集団」という意味の「クラスター」ができて、日本中で、
梨泰院クラスクラスター
が発生しているんでしょう。
ぼくも、まぁ、見事にハマりましたよね。ロスな今は、ヨダレが出るほど次の展開が欲しくなっています。なので、『梨泰院クラス』の日本版ドラマ『六本木クラス』の勝手にプロデューサーに勝手に就任して、
キャスティングを勝手に発表します!
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まず、主人公のパク・セロイ役は、東出昌大に似てるけど、主役は今はダメだろうからキリッとした時に似ていて涼しい表情が上手い松田翔太で。
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ヒロインのチョ・イソ役、これが一番大切なキャスティング。可愛さがあまりに個性的で顔が似ている人も思いつかないので、天真爛漫な演技が上手い二階堂ふみで。
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オ・スア役は、香里奈に似てるけど最近芸能活動あまりしてなさそうだし、指原莉乃も似てる瞬間はあるけどもうドラマは出なさそうだからなぁ…と思っていたら、友人から提案された女優がドンピシャで最高だったので長澤まさみで。
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敵役のチャン・グニョン役は、顔は完全に新庄剛志なんだけどバリ島に住ん出て撮影に来れないだろうから、冷めた目で凶暴な演技が上手い綾野剛で。
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チャン・デヒ会長役は、ふとした瞬間に宮迫博之に見えるんだけど、今はダメだろうし設定年齢より若いので、似てるわけじゃないけど迫力ありそうな吉田鋼太郎で。
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カン専務役は、友人に提案されて、たしかに滝川クリソツ似てるなので、大臣の妻として忙しいでしょうが滝川クリステルで。
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チャン・グンス役は、顔が似ているわけじゃないけど、全体のストーリーの前半と後半のメリハリの演技が上手いだろうと想像できるのと、綾野剛との兄弟とか最高だと思う菅田将暉で。
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マ・ヒョニ役は、ボーイッシュな演技もできて、女性の可愛らしさも出せて、この髪型が似合いそうな門脇麦で。
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チェ・スングォン役は、優しい演技もバイオレンスもできて、熱い男を演じられるだろう仲野太賀で。
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トニー役は、ソフトバンクのCMに出ているダンテ・カーヴァーかなと思ったけど年が上すぎるので、面白そうだからメンディーで。
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イ・ホジン役は、この写真見る限りはミキのお兄ちゃんの方の昴生に似てるけど、メガネといえばダンゼン神木隆之介で。
このキャストが揃ったら、絶対素晴らしい作品になりますよね!
本当に日本でドラマ化する場合、キャスティング会議に参加させてもらいたい(笑)。
『梨泰院クラス』には、青春、恋愛、友情、仲間、暴力、隠蔽、天涯孤独、復讐、努力、グルメ、対決、裏切り、差別、経営、逆転、勝利と、ドラマのデパートどころか総合商社くらいになんでもありで、普通だったら話がいろんな方向に行っちゃって話がとっ散らかっちゃいそうですが、ずーっと面白くて引き込まれる仕組みがすごかった。
あれ?この中の 友情、努力、勝利 と言えば、そう、
少年ジャンプの三大原則!
目からウロコポロリ
この少年ジャンプの三大原則から『梨泰院クラス』が生まれたとは思いませんが、世代や性別を超えてみんながワクワクするエンタメのベースは世界共通なんですね。
今の世の中でエンタメが流行っていくのは、SNSでファンのクラスターが続々とできていく構造が欠かせないと思います。
ぼくの『梨泰院クラス』の感想に対して友人から、「不時着はもちろん観たよね?」というコメントがありました。「不時着」とは、やはり流行っているNetflixの韓国ドラマ『愛の不時着』のことですが、「もちろん観たよね?」という、観てないの?バカじゃない?なんで?とでも言うような挑発に乗ってしまって、今日の早朝に『愛の不時着』の第一話を観て、すでにハマりそうな予感がします。。。
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