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指と肩が不調なシニア世代女性のパーソナル

(画像はイメージです)

2週間前からQuestに通い始めた70代後半の女性。
肩関節周囲炎と軽いへバーデン(ブシャール)結節の症状がある方です。

実は以前、別のトレーナーを付けてトレーニングをした際に、多少無理な種目を指導されたようで、その時に肩の回旋筋腱板を痛めたそうです。

そのため最初にカウンセリングにいらした時には「パーソナルトレーニング」そのものに多少懐疑的なようでした。

そこでまず初回のセッションでは肩に負担のかからない「へバーデン(ブシャール)結節」の運動療法から。

これは痛みを感じることなく指を動かす習慣が身につき、日常的に取り組みやすい動きを2種類だけ選んで処方しました。

肩の動きの改善に関しては2度目のセッションから。
実は初回の時にトレーニング時以外の動きだけでなく、日常的な仕草とその際の表情や呼吸を観察して、以下のような点についてアセスメントをしていました。

・どんな動きがしやすいのか?

・どんな動きを避けようとしているのか?

・どんな動きを不快に感じているのか?

こうすることで肩を含めた上肢のエクササイズについて、いくつかの仮説を立て、それに基づいて運動プログラムの骨子を作っておきました。

そして実際にそのプログラムに基づいて動いていただいたところ、こちらの予想以上に動きに対する反応が良い!

時間経過とともに動きが良くなることがはっきりとわかります。

それはご自身も実感されているようでセッションの途中から「来月から週に2度こさせていただこうかしら?その方が良いきがします」とおっしゃっていただき、僕も一安心です。

健康関連の団体の理事長をされている方なので非常にお忙しい方なのですが、これからも多くの方の健康のためにもますますお元気でいていただけるよう、僕も全力で取り組みます!

この方だけでなく、もしお金と時間に少しの余裕があり、通える範囲に優秀なトレーナーがいるのであれば、より多くのシニア世代で運動経験が少ない方には、ファンクショナルトレーニングを取り入れたパーソナルトレーナーをつけることをオススメしたいのです!

長くなってきたので、次のnoteに分けて書きますが、「シニア世代の方にファンクショナルトレーニングを取り入れたパーソナルトレーナーをおすすめする4つの理由」について書きたいと思います。

お楽しみに!
気になる方はぜひフォローもお願いいたします。

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