これだけは欠かさない朝の習慣 1鏡を見る
はじめに
みなさん、おはようございます。
いきなりですが朝の習慣てありますか??
できれば意識的にしている「良い習慣」
お忙しいとなかなか続けられないかもしれませんが、今日は私岩沢の朝の習慣をご紹介しながら、それがなぜ効果的なのかをご説明します。
私の朝の習慣
1.鏡を見て話しかける
これはアップルの創業者スティーブ・ジョブズの朝の習慣を真似したものです。
彼は毎朝鏡に向かって、「今日が人生最後の日だとしよう。自分が今日やろうとしていることは、果たして自分のしたいことだろうか?」と質問したといいます。
彼は続けて言います。
「今日やることを想像してうんざりする想いが10日も続くなら、そんなことはやめて人生を変える努力をするべきだ」
僕は20年以上、いやもっとかなぁ。
これを実践しています。
その上でやめた仕事、プロジェクトも多々あります。
ただ振り返って「ああ、あの時やめなければ良かった」と思うような仕事は一つもありません。
なぜならその逆の気持ちを持つ朝の方が遥かに多いから。
つまり
「おお、今日もこんな仕事が待っている!楽しみ!」
「今日はこれとこれを終わらせる!楽しみ!」
「今日のこのお客さまにはこのプログラムの提供だ!楽しみ!」
そんな風に毎朝、自分に話しかける朝の方が遥かに多いから。
その時に感じるのはやはり「感謝」です。
朝「感謝の気持ちを持つことの重要性」
感謝の気持ちを持つことで様々なポジティブな効果を生み出すことは脳科学的にも心理学的にも証明されています。
それを以下にわかりやすく書きます。
1.幸福感の増加
感謝の気持ちを持つことは、幸福感を増加させることが証明されています。
感謝の対象を考えることで、逃走闘争本能を司る脳内伝達物質であるアドレナリン・ノルアドレナリンの働きを抑制し、穏やかな感情をもたらすセロトニンの分泌量を高め、ポジティブな感情が強化され、一日を前向きにスタートする助けになります。
2.ストレス軽減
感謝の実践は、感情をコントロールし不安やストレスを感じる扁桃体の過剰な反応を抑制する「海馬」の働きを高めることで、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制する効果があります。
実は感謝の気持ちと運動を組み合わせれば最高のストレス解消になるのですが、それはまた次のnoteに書きますね。
3.ポジティブなマインドセット
朝、感謝の気持ちを持つことは、日中における出来事や人間関係に対するポジティブなマインドセットを養うのに役立ちます。
つまり「前提を変える」ということです。
どんな状況も良い面に目を向け前向きな気持ちで取り組むのと、悪い面に目を向けてネガティブな気持ちで取り組むのではそれに対する脳の働きも変わります。
「可能性を信じる」マインドセットを持つことで、細部に目をこらしたり、新しいアイディアを生み出すための脳のセットアップができるのです。
それによって困難な状況にも前向きに取り組む意欲を高め、結局結果を変えることにつながります。
4.社会的つながりの促進
感謝の気持ちを持つことは他者との良好な関係を築くのに役立ちます。
感謝の気持ちを他者に表すことで、信頼関係が深まり、社会的なつながりが強化されます。
なぜなら感謝の気持ちを伝え、それによって相手と内面的なつながりを持つことは「幸福ホルモン」と呼ばれる(本当はホルモンじゃないけど)「オキシトシン」の分泌量が高まるから。
これに関してもいつか「人類史と雑食とオキシトシン」の関係性についてnoteで書きたいと思います。
5.目標達成へのモチベーション
これは僕の話なのですが、毎朝起床後すぐに洗面台の鏡を見ながら今日のスケジュールを脳内で確認します。
もちろんいつも100%ポジティブなわけはなく・・・
「ちょっとお疲れ気味の顔してるな?昨日も頑張ったからな。
でも昨日の仕事はなかなか上出来だったし、この調子なら最後まで上手くいくよ。
もうゴールは見えてるからあと少し頑張ろう。お前ならできるよ!」
なんて話しかけてます、ハイ、実際に声に出して。
(あは、気持ち悪いですよね)
これは矢沢永吉さんの本「成り上がり」で読んだエーチャンのパクリですが。
朝、自身の能力や達成したこと、周りの環境、自分自身に感謝することで、新しい目標向けたモチベーションを高めます。
これも3.で書いた「ポジティブマインドセット」に繋がりやはりネガティブに「私もう無理!」と思うと脳はそこで思考をストップし、打開策も改善策もアイディアも浮かばなくなる。
そこから脳を解放するためにも「自分自身に感謝し」「自分を労い」「自分に感謝すること」は自信をつけ、目標達成への自己効力感を高める要因となります。
結論
何か精神論みたいになってしまいましたね。
でも単なる精神論や経験論ではありません。
(それ、すっごく苦手なんです)
結局人間の精神も行動パターンや運動・健康も「脳」の働き。
そして脳機能は脳に限定されるのではなく、全身に張り巡らされた「神経」や「固有受容器」というセンサーの影響を受ける。
だからこそ朝の習慣によって精神状態を良くすることで今日1日の全てが変わります。
僕にとってその一つが「鏡を見て話しかける」ことなんです
「はぁ、これじゃないんだよなぁ」
と思ったら手放す。
「うわぁ、ありがとう!」
と感謝する。
「お前も頑張ってるよな」
と自分を労い、時に鼓舞する
→そして無理しすぎていたら手放す(最初に戻る的な)
でも時間はかかりません。
かなり難しい仕事で気合を入れる時でも10秒くらい。
普段は2〜3秒です。
でもこの数秒で一日が変わり、今日が変われば未来が変わる。
それを信じて実行すれば本当に人生は変わります。
ぜひ取り入れていただきたい「朝の習慣」です。
あっ、朝じゃなくてもいいですよ。
お仕事の合間にお手洗いに行った時にでも試してください。
くれぐれも一人の時に・・・・
新しい習慣を始めるなら・・・
「この木を植えるのに1番最適だったのは10年前だが2番目に良いのは今日だ」
ー中国の古い格言ー
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