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画像『オスカルな女たち』4

水 本  玲:みずもと あきら(旧姓:御門(みかど)) 

いわゆるお金持ちのご令嬢

なにに夢中になることもなく、観賞用の熱帯魚のように優雅な学生生活を送っていた。とはいうものの、それは見た目の見解で本人の思うところではなかった

生まれながらに備わった気品と美貌で注目を浴びていたことは言うまでもない。芸能事務所からのお声も高く、他校の男子高生の間では〈ファンクラブ〉があったほど、とにかく話題に事欠かない存在だった
当人はそんなことには我関せずと見向きもしなかったが、見た目にたがわず気性が激しく束縛されることをなによりも嫌い、少々やんちゃな面もあったために黒い噂も絶えなかった

在学当時はその美貌から幼馴染の真実(まこと)の恋人と目され、一部では彼女を『秀麗のフェルゼン』と呼ぶ者もいたが、手の届かない存在とお金持ちに対する皮肉を込めて『高嶺(値)のオスカル』と呼ばれていた

家柄よろしく、当時から多数の婚約者候補がいたが、レールを敷かれることを疎ましく思い高校を卒業と同時に空白の2年を過ごす
そののち、どこぞの馬の骨と駆け落ちし、真実が医大を卒業する頃にひょっこりと現れ、その時既にふたりの子どもを両手に連れていた
最初の子は私生児だが、その後不動産業を営む年上の男性に見初められ結婚。最近も出産したばかりだが、今では5人のママである

髪型:ボリュームのあるロングカール、赤毛、前髪あり
服装:タイトスカートにハイヒール、小さいバッグ、
   アクセサリーはGOLD、派手だがたくさんはつけない、原色
趣味:エステ、美容にいいこと、
性格:気性が激しく情に厚い、現実的、子ども好き
特徴:目鼻立ちくっきりの美人、ガッツリ二重、口元にほくろ、
   身長171センチ、男好きのするメリハリボディ、
   子どもを抱いていても違和感のないやわらかさ

↑ ↑ ↑ こんな感じでお伝えしました
は言葉にするのがとても難しかった
つかさ同様、頭の中のイメージをなんて説明していいか解らず、まんまお嬢様感、高級志向、知的要素…とそれこそ無理難題な注文をしてしまいました


実は一番「宝塚」感を秘めている方です
そして彼女は、幼少の頃に憧れたお嬢様、一度は夢見るお金持ちでスマートな(注・いじわるではない)女の頂点のような女性をイメージしました

わたしの偏見かも知れませんが、テレビで見るお嬢様は「高飛車で鼻持ちならないいやなヤツ」か、「気弱で親の言うがままのお飾り娘」、もしくは頑張って殻を破ってみるけど結局連れ戻されて「過去を語る悲愴の女」と、そんなイメージが・・・・

オスカルの中のお嬢様「」は、デキる女です。が、お嬢様ベールが邪魔して、本領発揮できずにくさくさしている…という感じでしょうかね
そういう意味ではもクールな女性ではありますが、つかさとはまた違ったタイプです

他人と関わることを自分から避けていたつかさと違いは、腫れものに障るような扱いではなく、きちんと個人である自分を評価してほしい、本音で語り合う相手が欲しい…とつねづね思っていました。その反面「ないものねだり」とあきらめて冷めた学生生活を送っております

は他のお嬢様と違って、しかれたレールの上を歩きませんでした
自立した女性になるため、親の決めた結婚もせず、なんとなく流された進学を選ぶことなく、自分を見つめ直します
結果未婚の母となり、一時は勘当され窮地に立たされますが、不動産王と出会って今に至ります。なにがあっても輝いていられるのがなのです

100周年の記念パーティ当時のオスカルたちは29歳。大学に進学した人も社会に出て数年たち、結婚をした人もいるでしょう。大人の女性として成長した彼女らは、学生時代の思い込みからくる偏見や意地、好き嫌い、そういうものを取っ払って向き合うことになります
まぁ実際、それぞれの境遇とか心の成長、お互いのタイミングなんかもあるかとは思いますが「昔は嫌いだったけど、大人になって話してみたらいい人だった」とか「学生時代は怖かったけど、歳をとったら人当たりよくなってた」なんてことがあるのかな~って・・・・ゆるいかな?

現実に、社会に出て結婚したり子どもができたりすると、男性と違って女性は先輩後輩とか、縦の部分が、水で薄めた絵の具のように曖昧になっていきませんか? そういう意味で「大人になるってこういうことかぁ」ってわたしは思いました
女優・桃井かおり女史も言っております「30過ぎたら同級生」まさにそれ
子どもが同級生であれば、どんなに年が離れていようが、同級生ママ。同じクラスのママです


わたし自身「同窓会」って行ったことなかったんですけど、自分で書いておいて雰囲気を知らないのもどうかと思い、去年思い切っていってみました。行ってみたら楽しかったんです
結構当時のこと覚えてるし、結構気兼ねなく話ができました。たとえ当時、それほどつき合いがなかったり、仲が悪かったとしても、大人になればそこは大人のつき合いができるもので、なかなか面白かったですよ

はい、さりげなく添付~⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ↓ ↓ ↓

さて『オスカルな女たち』ですが、こうやって振り返っていると、いい意味で刺激になりますね
初心に帰るというか、あまりに長くだらだらとやってきてしまっているので、最初の頃の内容忘れてたり、ダブって書いてたり、前後したりっていうことがあって、こういうのは一気にだぁぁぁぁぁぁっとやり切った方が、うまくいくのかもなぁって思う今日この頃…つくづく遅筆な自分が情けないけど、進んではいるので(;^_^A 今後ともよろしくお願いいたします

4人で揃いましたが、これで終わりではありません
明日はおまけをお送りします! これがまた、むふふふふふ(* ̄▽ ̄)フフフッ♪



イラストはせんぷうきさんにお願いしました
わたしのわがままを聞いてくださり、とても丁寧で大変感謝しております







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