ミー

生れた時から靴下が嫌いだと思う

自慢する話でもないのですが、わたしは靴下を持っていません(*^ω^*)
いや、多分自慢しちゃダメ。むしろ恥…かも

でも!

物心着いた幼少の頃から、どう…っにも履き慣れずに、幼稚園の頃は特に手編みのような分厚いタイツが大っ嫌いでした。穴が開けば履かなくても済む(消去法?)…子ども心に浅はかなる知恵を働かせ、ちょっとのほころびをつついては穴を広げていた
しかし次に目にする時にはしっかりと繕われており、またその繕い部分が憎くて憎くて、本当に苦痛でしょうがなかった。なんであんなにぴったりしたものを足に這わせておかねばならないのか、ももひきやら毛糸のパンツに至るまで、駄々をこねようと地団駄ふもうともやめてくれなかった母…意地悪されてるとまで思っていた。まぁ、雪国のはしくれなのでね、寒いだろうというそれは愛情なのだけれども

でもいらねぇもんはいらねぇんだよ!


学校に行くようになると、なんとなく靴下は我慢できた。けれど、家の中でまでは履いていられなかった。だって、家の中で履いてるみたいだし、足首から下を布に掴まれているような、そんな違和感しか感じなかった
ただいま ⇒ 靴下脱ぐ ⇒ ほったらかして怒られる…まるで酔っ払って帰ってきた親父のようにいつもいつもいつも注意されてた

冷たい床や廊下、畳の上、更にはアスファルトの上を裸足で歩くのが好きだった。砂利の上を修行よろしく「あいた、あいたっ」って歩くのが好きだった。畑の土の上を歩きながらその土を足の指で握り、ぐっと掴むあの感触が好きだった。怪我するとか、虫がいるかもしれないとかいう恐怖をまだ知らなかった頃…今考えるとぞっとするけど

ある程度大きくなり自転車で出かけるようになったら、さすがに外を裸足で歩くことはなくなった。大人になったのねぇ…。でも、それでもやっぱり靴下は嫌いだった
穴が開いたら破く⇒薄くなったところから指を出す⇒母親が分厚く繕う…いたちごっこですねぇ。よくも懲りずに縫い続けたもんだ。あの「かがる」っていう作業がね、これまた憎くて憎くてしょうがなかった(しつこい)
 
中学生になったら突然薄いタイツを履かされた
ストッキング~? なにその名前、ストロングでよくね?…な~んて毒づきながら、タイツの悪夢がかえってきたと思った。しかも脆い。今度は繕われることはなくなったけど、ちょっと履き損ねるとすぐ破れる。意味あるの?
ただでさえお股のあたりがもやんとして気持ち悪いところに、ちょっと引き上げようもんなら爪とかささくれが引っかかる。今度はでんせんを気にしなければならなくなった。(~_~メ){げ~っ…てなもん
腰から下が心許なく気がそがれる。

大げさではなく集中できない!


だけど、大人に近づいたら着圧ストッキングを上手く履きこなせるようになっていた。しかも大嫌いだった分厚いタイツを自分の足のように履きこなせるようになった。赤、緑、黄色…と、色んな色を足に這わせた。だけど家に帰ると全部ぽいヾ( ゚⊿゚)ポイッ・・・・あまり長く履いていると痒くなることを知った。やっぱり違和感は取れない

高校を卒業と同時に靴下を卒業した


しばらくは着圧ストッキングの世話になっていたけれど、結婚を期に働かなくなったら、わたしの足は再び自由を求めた

そうこうしているうちスパッツとかレギンスに出会った! なんって素晴らしいの! 足を這ってはいるけれど裸足! 実は冷え症だったけど足先の解放感に比べたらどってことない。なんて素敵アイテム(σº∀º)σドヤ
生足は出せないけど、やっぱりタイツやストッキングに足を通すことが出来なかった。それからは冠婚葬祭の時しか履かなくなった

でも、いつも困るのは不幸の時。うっかり裸足で出かけて行って「あ…」ってなること数えきれない
そこでわたしは考えた。突然の要靴下時のために準備しよう…と。でも、しばらく靴下生活から離れていたためにいつも忘れてしまう。しかもそれだけの為に靴下買うことすら頭に浮かばなかった

子どもなら許される…よそのうちに裸足で上がり込んでも、緊急時に足の裏がむき出しでも。だけど大人は、いい歳して裸足!?…ってなる (。-_-。)

ようよう考えて、その時ばかりは仕方なく黒い靴下カバーを着用することにした。かさばらないし、なにより脱ぎ履きが簡単なので…それ1つだけはいつもバッグに入れている。こんな感じ ↓ ↓ ↓ そ、これ、靴下ポーチなのでした~ (^^♪

このお話は、下記の紹介文に基づいて「自分探し」のつもりで書いています

いつもお読みいただきありがとうございます とにかく今は、やり遂げることを目標にしています ご意見、ご感想などいただけましたら幸いです