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大切なサポーター、パリのしおりちゃん

こんにちは、代表の宮村です!

今日は、フランス、パリに住むしおりちゃんを紹介したいと思います^^

しおりちゃんとは?

しおりちゃんは、今年でフランス在住7年目!医療史を専門に博士論文を執筆中です。

私のブランド"ゲヌ"では、セネガル、主にティエス州で、暴力を受けた女性のための避難所建設をしているNPO団体"La Palabre"(ラパラブル)を支援しています。

パラブルはキャディコイタさん率いるNPO団体で、セネガルとベルギーに支部があります。

私たちは避難所が1日でも早く完成できるよう、La Palabreの資金集めの協力を行っています。その際、政府や国際団体に提出する申請書など、資料作成にはフランス語が欠かせません。

しおりちゃんもパラブルの活動に協力してくれ、フランス語の話せない私に代わって、日仏通訳や資料作成補助をしてくれています。

これまでに数々のフランス語の申請書を作成し、フランス語の論文と日々向き合っているしおりちゃんのサポートは、いまや不可欠なものになっています。

しおりちゃんとの出会い

しおりちゃんと私は、大学のゼミで出会いました。

2つ下の後輩のしおりちゃんは、とてもしっかりしていて頭のいい女の子。1年生のから「パリに留学したいんです!」と言っていました。私はセネガルに行きたかったので、「私もパリ経由でセネガルに行くから、一緒にパリに行こうよ!」ということで、一緒にパリに行きました。それが、しおりちゃんにとっても私にとっても初めてのフランスでした。

↓2011年のことです。若い...

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忘れられない出来事

それは、大学のゼミで「ナイロビの蜂」の上映会をしたときのことでした。

「ナイロビの蜂」はケニアのナイロビで奥さんを殺された英国外交官が、その謎を追っていくストーリーですが、その陰にはアフリカで行われてきた欧米の巨大製薬企業による新薬開発の人体実験があります。ナイロビの病院で、新薬の危険性を患者に伝えることなく次々と投与していく医者たち。

映画が終わったとき、しおりちゃんは号泣していました。私がどう声をかけていいか分からないくらい、泣いていました。しおりちゃんの心の優しさと純粋さを感じた瞬間でした...。

去年、私が資料の作成を手伝ってくれないかとしおりちゃんにお願いしたとき、しおりちゃんは「興味があるので手伝いたいです」と言ってくれました。私はそのとき、映画を見て号泣したしおりちゃんの姿を思い出しました。

一緒にフランスに行った日から10年経って、しおりちゃんはパリに住み、私はセネガルと関わり、アフリカを舞台に協力している。

とってもありがたいご縁だなと感じました。

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