地域のための、"オンライン"てらこやをつくる
突然ですが、てらこやオンラインは、無理に宣伝しないことにしました。
私が手の届く範囲の、なにかつながりのある人へ、届けていきたいと思っています。
オンラインてらこやを始めてみて
コロナ騒動の中、何かできることをやろうと思い、無料学習相談室「てらこやオンライン」を始めました。
(詳細は下記のリンクをご覧ください)
友人をはじめ、多くの方のシェアやいいねのおかげで、少しずつ実際の相談を受けています。
(本当にありがとうございます!)
そんなてらこやオンラインのはじめてのお客さんは、現役の小学校の先生でした。
と言うと大げさに聞こえますが、実は私の母が小学校の先生をやっていて(私のてらこやオンラインの活動も応援してくれています)、今でも週に2日程度出勤しているのですが、そこでの困りごとについて相談してくれるようになりました。
・いつ学校が始まるのか、読めないので、どの程度生徒に学習を促せばいいのか分からない
・課題をメールの連絡網で一方的に出しているが、生徒が取り組めているのか不安
・新しい分野を自主学習させるのに限界を感じる
などなど…。
なにより、母自身の疲弊を、オンラインでも感じました。
遠くの人に届けること、多くの人に届けることは、本当に大切なことか?
インターネットなどの技術革新によって、私たちは、自分たちの発信したものをとても遠くまで届けることができるようになりました。
いわゆるインターネット"プラットフォーム"のおかげですね。
私たちは、そのプラットフォームを作る側にさえ容易になれます。
しかし、「インターネットのフィールドでなにかすること=私たちは必ずしもそのプラットフォーム全域で活動すること」なのでしょうか。
私自身、このてらこやを考えた時、インターネットでやるなら、対象は全国の学生か~とぼんやり考えていました。
でも本当は、「誰にでも届け"られる"」だけで、「誰にも届け”なければいけない”」わけではない。
遠くの誰かに届けようとするあまり、身近な人たちや日頃関わりのある人の気持ちに気づかないのは、悲しい。
だったらまずは、自分の手の届く範囲の人へ、できることをしようと思いました。
手の届く範囲へ、必要な人に、無理なく届ける
そんなわけで、てらこやの宣伝は、以下のように行っています。
①自分の居住地の近くへ、ビラつきポスターの掲示
②自分の地元へ、ビラつきポスターの掲示
③私の知っている人から、そのまた知っている人への口コミ
まずは、身近な人へ、また必要な人へ、無理のない方法で届けていこうと思い、自分と関わりのある土地に住んでいる人に向けて、発信することにしました。
もちろん、たまたまノートやツイッターを見て来てくれた"縁"のある人も、ウェルカムです(笑)
こんなことを考えていたら、"Think global,Act local"というフレーズがふと頭をよぎりました。
思い返せば、新入社員として、現在の会社に入社したとき、グローバル研修とかいう一見すると胡散臭い研修(海外勤務経験者などのパネルトークを聞く場)があり、そこに参加していた先輩社員が言っていたように思います。
世の中で起きていること、大きな流れを捉えながらも、自分の大切な人たちやコミュニティ、自分の関われる範囲で行動に移していく。
今はそういうかかわり方が、自分の性には合っています。
今日も皆さんと、皆さんの周りの大切な人に幸せが訪れていますように。
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