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女性向けランニング練習会始めました

毎週末に女性向けのグループランニングを開始しました。

きっかけはパーソナルのコーチングで女性のお客さんが増えてきたことにあります。

学生時代に陸上の経験があるわけではないようですが、せっかくやるなら速くなりたい、上達したいという気持ちに駆られるようです。

パーソナルで行うメリットとしては個人のスケジュール、走力に合わせて練習を進めていける点だと感じています。エリート選手などのように十分な練習量を走っている人の場合にはどんなメニューをやるかは重要です。しかしまだなんとなく走っている、一貫して継続できていない人の場合は、どのように生活スケジュールに持続可能なランニングの練習を組み込んでいけるかがより重要です・

またお互いが重要な存在、責任を伴う存在となることで(どちらか一方が来なければ練習ができない状況のため)行動を起こしやすくなる上ではパーソナルでのスタートは有効に感じます。

他人と比較せずに自分の練習プログラムに集中すること、個人の進歩を大事にすることは継続する上で大事な役割になります。

しかし私自身が競技志向ではなくとも走る理由、ランニングに関わる理由を考えた時に、一番の喜びは好きなことを通して人と繋がることでした。

一つのトレーニングが始まると共通の目的(練習メニューをやり遂げること)に向かって一緒に頑張ることは非常に有意義な時間に思えます。また1人では維持できないペースも集団の力を借りることで維持できたり、スタート前は気持ちが乗らなくても周りの雰囲気が身体を動かしてくれます。

以前行った練習会ではスタート前に「無理、絶対ついていけない」そんなことをいってる人が結局、予定したペースよりも自ら速く走り出すことは珍しくありません。それだけ環境の力は大きいと思います。

しかし他人との競争、比較に執着してしまうのは確かに害となり、自身の進歩を無視してしまいがちです。学生時代にはよく目標やチームメイトとの比較、競走への執着が仇となり大いに悩んだ日々があります。そんな時は繋がりが強くなるというよりは、かえって隔たりできてしまったり、周りを避けてしまう(特に自分が上手くいっていない時)こともありました。

パーソナルとグループのどちらがいいのかという二者択一の考えではなく、どのようにパーソナルとグループ練習の両方を用いて個人の状況に合わせれるかが大事だと感じています。

パーソナル指導を始めた当初はそれだけで十分と思っていましたが、次第に私自身が「〇〇さんと〇〇さんが一緒に練習したら面白いかもな」とそんな考えが頭をよぎり始めます。

別々の場所でスタートした2人がペアになって練習を始め、また別のグループと繋っていく。そんなことを考え始めるとワクワクしている自分がいました。

東京農大女子駅伝部のコーチを務めていたこともあり、OGの生徒に声をかけてみると参加したいとの声が上がり、誰がが参加すると私もと続いてくれるようになりました。「誰かがやるなら私もやる」そのような連鎖に繋がっていると思います。逆に「みんながやらないなら私もやらない」に繋がりやすいので、この考え方が必ずしもいいというわけではないのですが、スタートのきっかけとしては多くの人が通る道だと思います。

とにかく人数を増やしていというわけではないのですが、私が別々の点で関わった人たちがあるタイミングで一緒に練習する姿を見ると嬉しい限りです。

これについては以前にオーストラリアで関わったランナーを日本のレース、練習に参加させる時にすでに感じていた喜びでもありました。

オーストラリアのクラブで練習していた時、グループ練習は火、木、土でした。平日はジュニア、レクレーショナル、エリートグループで時間が異なりましたが土曜の練習はみんなが一緒(ペースや距離は異なる)に練習をしていました。そこにはオリンピック選手も含まれ、世代、走力が異なるも一体感のある雰囲気がすごく刺激的でした。

その時から薄々こんなチームが日本でもできたらなと感じていたのかもしれません。

そうすると今教えているインターナショナルスクールの生徒も週末は一緒にやってもいいのかなと思い始めています。

農大OG、インターナショナルスクールの生徒、パーソナルのランナーさんが全て女性だったことで現段階は女性向けで開始していこうかと思っています。

最初は一緒にゆっくり走るだけでもいいのかなとも思いましたが、少し息をあげて走ることが終わった後をより有意義にしてくれると思い少し形式化した練習にしました。

今後はどのように変化していくかは分かりませんがうまく継続していければと思います。

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