見出し画像

【練習会】ハードルドリル

今回の練習会は(800mジョギング+ハードルエクササイズ)×5セットを行いました。
トラックを2周(800m)ジョギングして、ハードルのエクササイズを行い、また2周のジョギングと交互に5セット繰り返します。

ハードルの目的としてはバランス、股関節周りの可動域の向上です。バランストレーニングと聞くと何か不安定な物の上で運動することをイメージするかもしれません。それも一種のバランストレーニングです。

しかし姿勢を正しい位置で保ちながら(背中が丸まったり、腰が反ったりせずに)、体重を足裏全体にしっかり乗せて、手足を動かすことができることがより大切です。

バランス=姿勢のコントロール

ハードルのエクササイズといっても実際にハードルを飛ぶわけではありません。

真前向き、横向き、後ろ向きなど様々など色んな方向からハードルを跨いでいきます。股関節を上に、横に、そして内外へとフルの可動域で動かします。

普段は動かすことのない範囲まで股関節を動かすことは思った以上に難しく、これが思った以上にきつくもあります。運動中に「明日は絶対筋肉痛」とそんな声も聞こえてきました。

ハードルのエクササイズを終えて、ジョギングに移ると疲れよりも走りが安定してくることに不思議がっている様子も見受けられました。
一見ランニングには必要なさそうな動きですが股関節を全方向(前後、左右、内外へ捻る)に正しく動かせることは足が地面に着いている時に身体を安定させる力を向上させます。

真っ直ぐ進む際には股関節が左右、内外に捻る動きが固定の役割を果たすため、しっかり動きを出せるといことは固める力も強まることになります。その結果ランニング時の安定性が高まります。

ランニングと交互行うことで走りの安定性を実感してもらうことも一つの狙いですが、それよりも心理的な効果を大事にしました。

ハードルの時には集中して、ランニング時には会話をしながらリラックスする。このような緩急をつけることが練習を楽しむ上でも大切かなと感じています。

続けて4km走ることができない人もうまく違う運動刺激と組み合わせることでトータル量を伸ばしていくことができると思います。

「この姿勢が力入れやすい」「すごく片足立ちが安定する」など練習後は色んな動作を試して身体の使い方についての話で盛り上がりました。

日常からの学び、ランニング情報を伝えていきたいと思います。次の活動を広げるためにいいなと思った方サポートいただけるとありがたいです。。