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頂き目指して。③〜天皇杯2023〜

寄り道

準々決勝は新潟での試合になりました。試合日はまたも平日ナイター。いつもだったら行くか少し悩む試合ですが、高知で完全な「天皇杯・ハイ」になってしまった私たち親子は、迷いなくチケットの購入を決めていました。

新潟には1度遠征に行ったことがあります。そのときは「無冠帝」というお酒の販売があって、当時シルバーコレクターだった川崎を揶揄した煽りなのでは?と試合前に話題になっていました。結果、面白がった川崎サポがこのお酒をたくさん購入し、試合も含めて盛り上がっていました。当時は高校生だったので無冠帝は飲めませんでしたが、とても印象的な思い出です。

さて、新潟に行く前に私たちは会津で1泊することにしました。

いまや日本酒は大好きになりました。
鶴ヶ城

会津に行くのは初めてだったので、とても面白かったです。
鶴ヶ城内にはたくさんの史料があって勉強になりました。会津はとても郷土愛が強くて芯のあるイメージだったのですが、その理由が詰まっていた気がします。大河ドラマ「八重の桜」関連の展示もあったのですが、未視聴だったのでそこだけ悔やまれます。見ておけばよかったな〜。

絵付け中。

赤べこ作りができるお店があったので立ち寄りました。
平日だったので、飛び込みでも受け入れてくださいました。最初に色の塗り方だけ教えていただいて、あとは全部自由に描けて楽しかったです。

サッカーの気分で作ったら浦和レッズ赤べこになりました笑。
母の大好きなままどおるを買い込んで、いざ、新潟へ。

準々決勝


新潟駅近くでお寿司を食べ、デンカビッグスワンスタジアムへ。
駐車場に車を停めてからスタジアムに向かうと、手前にオレンジの長蛇の列が…。
どうやら自由席の入場列だったようなのですが、ものすごい人の数でした。ちょっとここから、「もしかして今日、完全アウェイなのでは?」との気持ちが芽生え始めます。



いよいよキックオフ。今回も指定席での観戦です。
新潟側の応援の一体感がすごくて圧倒されますが、川崎も負けてません。

試合は前半に先制されますが、後半に瀬古樹選手のゴールで追いつきます。嬉しくて周りとハイタッチ。勢いで後ろを見た瞬間震えました。

オレンジの壁でした。

知らぬ間に、新潟サポで埋め尽くされてたのです。衝撃でした。
と同時に、正直ちょっと観光気分が入っていた自分の中で一気にスイッチが切り替わりました。これは戦いなんだと思いました。

試合は延長戦に入り、途中出場の山田新選手が逆転ゴール。しかし終了直前に新潟・早川選手のゴールで追いつかれ、あと1歩のところでPK戦になってしまいました。

サブメンバーもこの喜びよう!

PKは4-3で勝利。ずっとヒヤヒヤでしたが無事に勝ててホッとしました。私たちの席の周りは川崎サポと新潟サポが交互に立ち上がって喜ぶ、みたいなのを繰り返していたので、試合終了後はみんな疲れ切っていました。お互いにお疲れ様でした、を言って席を後にしていきます。

新潟の選手にも拍手を。

2時間越えの大熱戦。ここで一気に優勝が見えた気がしました。

準決勝vsアビスパ福岡

やっっっっっっと等々力で試合です。
相手はアビスパ福岡

ふろん太を見るとホッとします。

結果は4-2で勝利。高知も新潟も1点が遠いような試合が続いていたので、ホームでしっかり勝てたのはよかったです。ちなみにアビスパにはこの後のリーグ戦でも4-2でした。笑

やっぱり休日のホーム開催のパワーはすごいなと思いつつ、いよいよ決勝を迎えます。チケット争奪戦必至。決戦はすぐそこです。

続く。

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