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人の本心がどこにあるのか、心の在り方に気付かされました。

出っ歯の電波通信 vol.161

こんにちは。
山口です。

ぼくは今日から3日間、
ゴールデンウィークに突入しました。

周りでは、先週の金曜日から
ゴールデンウィークに突入し、
8日の日曜日までお休みをされる方が
いらっしゃることを聞きました。

まさかの10連休。。。

月曜日から仕事が始まっても
普段の生活リズムに戻すまで
なかなか時間がかかりそうです。

今回はぼくが最近観た
映画について記事を
書いていこうと思います。

ドライブマイカー

こちらはアカデミー賞、カンヌ国際映画祭で
賞を受賞するほど全世界から
高く評価をされている映画になります。

原作は村上春樹さんの短編小説集
「女のいない男たち」に所収されております。

ぼくはあまり小説を読む習慣がなく、
村上春樹さんの名前は知っているけど、
作品は知らなかったり、
作品は知っているけど、
作者は知らなかったり。

今作のドライブマイカーも
公式HPで調べて初めて
村上春樹さんが
原作であることを知りました。

今作のドライブマイカーは
約3時間に及ぶ長編映画となっております。
これからこの映画を観られる方は
心のご準備をしておくことをオススメします。

あらすじ

公式HPを見ていただければ
お分かりになるかと思います。

正直、ぼくは公式HPを見ても
映画の内容を理解することは
できませんでした。

ものすごい世界観で構成されており、
30〜90秒でこの映画のあらすじを
語るには物足りなさを感じます。

そのくらいこの映画は
密度の濃い映画となっております。

主人公は西島秀俊さんが演じられている
家福(かふく)さんですが、
映画に登場される人物全員に
スポットライトが当たり、
一人一人が絶対に欠けてはならない
貴重な役割を担っております。

映画の中には
複数の演劇や物語が折り込まれており、
劇中では日本だけでなく
海外の出演者も参加されているため、
多ヶ国語で映画の物語を紡いでいきます。
この演劇や物語がよりドライブマイカーの世界観を
より深みを増すためのスパイスになっております。

ぼくが観た所感で伝えるならば、
・人を愛すること
・人を信じること
・自分の人生を生きること
人が目を背けがちな、でも対人関係において
永遠のテーマとも言えるような
向き合うべき課題に真正面から
向き合い、考え、自分で答えを見出し、
見出した答えに辿り着こうと足掻き、もがく
観客の心に直接訴えかける傑作の映画です。

ドライブマイカーを見終わって

・あっという間の3時間
・疲労感

ひと時も目を離すことが出来ず、
気づけば映画が終幕し、
エンドロールが流れておりました。

エンドロールと共に
押し寄せてきた疲労感。

3時間、食い入るように見入るほど
自然と映画の世界観に引き込まれてしまう
観る人を魅了する映画です。

ありとあらゆるキャラクターの
一挙手一投足に神経を研ぎ澄まし、
言動に耳を傾け、
登場人物の心の動きに
自分を照らし合わせ、
人間臭さを体全身で体感しました。

この映画とても極端で、
意見が分かれるように感じます。

観る人によっては
内容の理解が追いつかず
途中で夢の方へ突入する方、
必死に理解しようと最後まで見続けた結果、
全然理解できなかったと感じる方、
元々ヒューマン系の映画が好きな方。

ぼくの場合は、
必死に理解しようと最後まで見続けた結果、
全然理解できなかったと感じる方、
です。

奥の深いところに
映画の本質があるところまでは
なんとなく理解できたのですが、
本質まで辿り着きませんでした。

観終わって一番の感想は
・たぶん、ぼくは何度この映画を観直しても
 理解することができないだろう

ぼくはこの映画を
友達と一緒に観に行きましたが、
寝ている方もちらほらいました。

おそらくですが、
ぼくと同じ感想を抱いた方も
少なくないと思います。

難しい映画でしたが、
つまらない映画ではなかったです。
良い意味でとても考えさせられる映画でした。

終わりに

先月より、自分の感性を磨こうと
映画を観始め、今月が2回目でしたが、
2回目にして、なかなか磨かれる映画でした。

どう受け取るか、
どう自分の中で噛み砕き、
どう解釈し、
どのように理解するか。

村上春樹さんの作品は映画だけではなく
小説も併せて読んでみようと思いました。

映画での描写や繊細なシーンを
どのように文字で表現をしているのか、
とても興味を惹かれました。

今はぼく自身、noteを通じて
文章を書くということが
好きになりつつある傍らで、
文字を書くことを
本業とされている方の
文章力、表現力というのは
とても勉強になります。

ましてや
自己啓発本やビジネス書ではなく
小説というジャンルでは
文字だけで自分と相手に共通の
シーンをイメージさせる必要があります。

それだけ強い力を持つ文章力が
身に付いたら、
もっといろんなことに
挑戦できるような気がします。

自分の感性を磨き、
高め続けるためにも、
月1回の映画鑑賞は習慣化させ、
noteの発信を通じて、
より多くの方のきっかけになるような
ネタの発信を続けていきます。

それでは今回はこの辺で。
ありがとうございました。

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