変化のうねりに対応するために柔軟性が求められる理由
出っ歯の電波通信 vol.167
こんばんは。
山口です。
今のご時世、なにが当たり前で
なにがマイノリティで
なにが時代遅れなのか。
すべてが混ざり交わり
多様性をもつ今だからこそ、
徒然なるままにnoteを
書いていこうと思います。
今回のテーマは『柔軟性』について
記事を書いていきます。
柔軟性
社会で求められる性質の一つに
柔軟性は必要不可欠ではないのかなと思います。
刻々と変化する世の中に
飲み込まれることなく
流れに乗り続けるために
柔軟性や適応力が
求められているように感じます。
例えば性別。
すでに世の中ではジェンダーレスであり、
人それぞれが自由に生きやすい社会であること。
例えば食事。
ビーガンは健康を大切にしているからこそ
食事には人一倍意識をしていること。
例えば名前。
キラキラネームと呼ばれるような
期待と可能性をこめていること。
などなど、ちょっと前までは
ありえないと考えられていたこと、
周りと違うだけで非難されていたことが
当たり前のようになってきました。
そんな世の中だからこそ
今を生きる人たちには
今まで以上に柔軟性、適応力が
求められているのかなと思います。
もちろん、日本の文化として、
守るべきマナーやしきたりは
大事にするべきです。
年上の方を敬うこと、
食事はきれいに食べる事など、
当たり前のことかもしれませんが
変化させる部分と大事に守り続ける部分を
ちゃんと切り分けて考える必要があります。
ここまで書いておいて
ぼくはどうなのかというと
かなり頑固です。
柔軟性、適応力といった
性質からとても遠い性格の
人物であると自負しております。
ここでぼくなりの
柔軟性、適応力についての
考えをまとめてみます。
天然由来
天然由来の柔軟性の持ち主は
産まれった持った逸材です。
物事を俯瞰的に観ることができ、
ありとあらゆる発想を混在させ、
イマジネーションを広げて
新しいものを創造することができる
いわば、センスの塊のような方。
ぼくは大学生の頃に
そのような方々をたくさん見てきました。
どこで見てきたかと言いますと、
それは授業です。
ぼくは大学生の頃に
建築の勉強をしていました。
建築の講義の中に
いかにも建築学生っぽい課題で
『設計課題』というものがあります。
実際の空き地にコンセプトを決めて
建物を建てるとしたら
どのような建物を建てるか
という講義が1週間に1回、
つまり週1回のペースで
設計の課題を提出する必要がある講義です。
課題提出の中で
特に評価の高い提出物は
教授、生徒の前で
プレゼンテーションを行います。
もちろん学生なので
自分たちと年齢はさほど変わらないのですが、
プレゼンテーションを行う学生の作品の
圧倒的完成度の高さを前に
自分の提出物のクオリティーの低さに
落胆しておりました。
与えられた題材は同じ土地、同じテーマ、
同じ時間なのにも関わらず、
このクオリティーの差はなんなんだろう。
ぼくは大学1年生の時に
デザインをするという道を
選ばない方向で道を決めようと
決心しました。
いるんです。
思考がぐにゃぐにゃで
柔軟性をすでに持っている方が。
もちろん、
費やした時間が違うという
前提はありつつも、
払しょくできないセンスの塊の差は
どうしても埋められない距離があると
感じてしまうほどでした。
柔軟性のある方は
目の付け所や
物事に対する考え方が
他の方と変わっている傾向があります。
だからなのかもしれませんが
ちょっと変な方が多いです。
そんな天然由来と
対をなす柔軟性の持ち主がいます。
経験由来
今まで自分が積み上げてきた
経験をフル稼働させて、
目の前の物事、人を
受け止める器を持つ人格の方々です。
ハイキュー!!でおなじみの
青葉城西高校主将の及川徹さんも
このような言葉を伝えております。
ー 才能は開花させるもの
ー センスは磨くもの
前述したとおり、
ぼくは頑固で
定期的で規則的なことが好きです。
不規則で変化ばかりのことには
正直申し上げると苦手意識が強いです。
ただし、苦手だからと言って
逃げ続けるわけにもいきません。
そんなぼくに活路を見出したのは
自分の培ってきた経験でした。
まずは自分の頭の中で
『枠』という概念にヒビをいれます。
重要なのは壊すことではなく
日々をいれること。
ひび割れた箇所から
ぽろぽろこぼれてくる
大元と関連するものに
くっつけてははがして、
くっつけてははがしてを
繰り返して新しいものを生み出す、
もしくは目の前の変化に対応するように
頭の中での考え方を変えてきました。
ただし新しいものを生み出すために
ぽろぽろこぼれてくるアイデアは
自分の経験値によります。
自分がどんなもの見て、聴いて、
触れて、感じたのかを
記憶の引き出しから総動員で
引っ張り出してきています。
そんな荒業でもなんとか
変化のうねりに対応することはできています。
終わりに
この前、仕事仲間と一緒に行った、
ワークがとても面白かったので
みなさんにも共有をさせていただきます。
20年後のiPhoneがどう変化しているかを想像して
別のグループが買いたくなるような
プレゼンテーションをしてください
ディスカッションの延長線上ではありますが
遊びでこのワークを行いました。
これが想像以上に盛り上がりました。
三人寄れば文殊の知恵ではありませんが
自分だけのアイデアで留めることなく、
周りの方のアイデアもつなげ合わせていくことで
より良く、飛躍的なアイデアが生まれます。
と、同時に
柔軟性も磨かれていくような感覚があります。
おもしろいので、ぜひやってみてください。
それでは今回はこの辺で。
ありがとうございました。
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