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ベスト4チームのGK達

カタールワールドカップ:ベスト4は、フランス、クロアチア、アルゼンチン、モロッコとなった。

4試合に2試合がPKで決定していて、他の試合も1点差ゲームと、白熱した激戦だった。

クロアチア対ブラジルで、圧倒的なシュート数のさにも関わらず、クロアチアが勝ち切ったことが印象的で、準々決勝4試合でのシュート数とボール支配率を調べてみた。

クロアチア○対ブラジル
-シュート数:8/20
-ボール支配率:51%/49%

オランダ対アルゼンチン○
-シュート数:8/15
-ボール支配率:50%/50%

モロッコ○対ポルトガル
-シュート数:10/11
-ボール支配率:31%/69%

イングランド対フランス○
-シュート数:13/8
-ボール支配率:57%/43%

シュート数では、3チームが対戦相手に比べ下回りながらも、勝ち残っている。ボール支配率に関しては、2チームである。

攻撃的なチームの多くが敗退し、守備的なチームが多く残ったと言う結果だが、どの試合も本当に紙一重だった。そして、その紙一重を手繰り寄せていたのは、勝利チームのGKだった。

クロアチア:リバコビッチ、アルゼンチン:マルティネス、モロッコ:ボノ、フランス:ロリスと、PKやゲーム内のシュートストップなど、とにかくGKのパフォーマンスが光った。

もちろんGKの活躍だけで、守り切れる訳ではないし、勝ち切れる訳でもない。それでも、最後の砦が高いパフォーマンスでいることは、チームに安定感をもたらす。逆に、どんなにゴール前に迫っても、最後の砦を破るのは個の力だったりする。

ベスト4チームのGKは、高いパフォーマンスを発揮している。準決勝で、この最後の砦を破るのは誰なのか?

ゴール前の攻防が面白くなりそうな準決勝になりそうだ。

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