「知的戦闘力の高め方」 〜インプット編〜

こんにちは!
今回は、「知的戦闘力の高め方」の
インプット編のポイントを書きたいと
思います!☺

結論、インプット編における心構えは
この言葉に集約されます。

子曰わく、学んで思わざれば則ち暗し
思うて学ばざれば則ち危うし

論語より

この言葉は、平たく言えば

1.学んでも考えなければ、示唆や洞察は
   得られない。

2.一方で、考えるだけで学ばなければ
   独善(独りよがりの考え)に陥る恐れがある。

つまり学ぶ事と考える事のどちらか一方に偏るのではなく、自分の中で両方のバランスをしっかり取ることが大切なのだと思います。

この2つのインプットの原則を抑えた上で
具体的にインプットで気をつけるべきことで
特に大事だと思う事を自身の振り返りを
含めてまとめていきたいと思います☺

1.「覚えること」を目指さない 

まず1つ目は、覚えることを目指さないです。

本書のタイトルにあるように知的戦闘力の
向上
が目的なので、大事な事は「インプットした情報を臨機応変に引き出す」事になります。

あくまで、自分の頭は、インプットした情報を自分の使える形に置換えたり、その情報の本質的な部分を考える事に使います。
これは情報の抽象化・構造化にあたります。

このように抽象化・構造化した情報はメモアプリやノートなどに書いていく事で外部のツールにストックして、情報をそのまま覚えることに頭を使わない事が大切です。

⒉心地よいインプットに用心する

2つ目は、自分にとって「共感できる」ような
同質性の高い内容ばかりを読んでしまうと、自分の中に偏った考えが形成されてしまう可能性があるためです。

そのため、折に触れて自分の考え方を批判的に見つめ直したり、逆に自分にとって耳が痛いような考えに触れる事が大切です。

詰まるところ、物事の両面を考慮に入れた
インプットが大切だと感じました。

3.「教養主義の罠」に陥らない

3つ目は、「教養の取得」それ自体を目指さないことです。

つまり、知識を知ってることをひけらかす、
「ただの物知り人」にならないように注意する必要があるということです。

知る事が大切なのではなく、知った知識を
自分の頭で考えて、自分の意見として
ストックしていく事が教養の習得の意義であり、それによって「しなやかな知性を育む事」が本来の目的である事を、忘れないようにしないといけないと感じました!

⒋インプットは、自分の直感を信じる

4つめは、インプットには純粋に自分が
読んでいる本が「なんかすごい!」とか、
「うまく説明出来ないけど面白い!」
みたいな、自分の中の感性、直感を信じる
という事です。

これは、ある1冊の本が、その時に面白いと感じるかどうかは、その時のその人の置かれた状況によって変わるという事です。

自分の体験で言えば、最近、昔はよく分からなかった詩に興味を持ち始めたりしました。

そのように今の自分の気持ち、状況に照らし合わせて、感性に引っかかる本を読まなければその本は消化不良に終わってしまいます。

そういう意味では、分からなかったら、「今は読む時期じゃなかったんだ」と潔く読まない勇気というのが大切だと感じました。

5.まとめ・感想

今回は、知的戦闘力の高め方 インプット編
という事で個人的に大事だと思った事を
まとめました!

本書を読んでいて特に耳が痛かったのは、
心地よいインプットに用心するという所で
ついつい自分にとって、共感出来る、納得出来る側面の考え方を取り入れてしまう傾向が
自分にとってあるなと感じたので、別角度の意見だったり、批判的に物事を見つめ直す事を意識したいなと感じました☺

次回は、自分がやっているアウトプットでオススメだなと感じているものをまとめたいと思います!

最後まで読んで下さりありがとうございました!

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