「読まずに死ねない哲学名著50冊」平原卓著 書評
<概要>
著者が選んだ古代から現代に至る哲学の名著50冊をピックアップして今の言葉で、わかりやすく解説した著作。ブログ風に数ページずつに分かれて1冊ずつ書かれているので分厚い本である一方、どこからでも読める辞書的な著作。
<コメント>
本書を読んでいて感じるのは、本書でも紹介されている、近代言語学の始祖ソシュールのいう「言葉は生き物」という概念。我々が一番理解しやすいのは一番新しい言葉(本書は2016年出版だからもう4年経ってしまっていますが)。
私たちは、今に生きる言語