ホモ・サピエンス全史と脳科学
ホモ・サピエンス全史(ノヴァル・ユア・ハラリ著)における最も重要な概念は「認知革命」によって形成された「虚構」ではないかと思う。
「認知革命とは7万年前から3万年前にかけてみられた新しい思考と意思疎通の方法のこと。遺伝子に突然変異が起こり、サピエンスの脳内の配線が変わり、それまでにない形で考えたり全く新しい種類の言語を使って意思疎通をしたりすることが可能になる(ホモ・サピエンス全史、第2章)」
「認知革命によって高度な言語を発明し、虚構すなわち架空の事物について語る能力こ