人間死んだら、何になるってさ、灰じゃん!
よし!7時に起きるぞ!という誓いを立てた次の日に9時に起きたどんぐりです。
早起きは得意だと思っていたけど、あれって使命感だったんだと気づかせれます。「部長だから、早く起きて後輩の手伝いをしないと」とか「後輩だから、早く起きて朝食の準備をしないと」とか。
明日は今日より少し早い、8時45分に起きよう!!!
さて、前置きはいいとして今日は人間死んだら灰になる。について書こうと思います。
あまりにもタイトルが物騒です。
5月末、わたしはオンラインイベントに参加しました。「ビギニングプレイス~新しい一歩の踏み出し方~」という、前店長が主催しているイベントです。(店長って書いてたのに、これから何て呼ぼう)
もうかれこれ4回ほど参加しています。一番参加している気がする、、、参加する度にワクワクを持ちながら生きている方々のポジティブさや熱意に圧倒されています。
今回は、そのイベントに登壇してくださった馬場未織さんから学んだことを書こうと思います。
5月末に行われたイベントなのになんで今さら書こうと思ったの?と聞かれたらそれはもう「忘れられなかった!!から!!」と答えるしかないと思います。え、ちょっとコワイ。
でも正直に言うと、本当に忘れられなかったんです。イベント中の言葉、質疑応答の対応、人柄、そして南房総の素敵な写真、、、
もっともっと知りたくて、Amazonで未織さんの本をポチっと買い、一気に読みました。ちなみに机に置いていたら母に先に一気読みされました。
まず、イベントでの忘れられない言葉について。
①「人間死んだら、何になるってさ、灰じゃん!他残らないじゃん!」
めちゃめちゃ優しい雰囲気をまといながら、そんなことを軽々と言ってのけることにまずびっくりしました。この言葉がなんだか妙に面白くて、心に残ってしまったわけです。
たしかに、死んだら灰になる。なのに今、好きなことをやらないなんてもったいないな。なにをやっても、やらなくても、灰になるんですわたしたち。
②「やったことだけ本気」
いろいろ迷ったり、悩んだりするけど最終的にやったことが「本気」だっていう話です。これは、自分にとっても響きました。
最近少し勇気を出してやってみたことがあります。なお挑戦中というか、駆け出し中です。それに対して不安になることももちろんありますが、いつもうじうじして結局やらない自分が、動いたんだというその事実。まず、いったん、自分は「本気」なんだなっていう事実。これを認めてあげていいのかなと思いました。
(これを前店長や社長さんの前で言うのがちょっと恥ずかしかったです。)
次に本について。
わたしは空が広いところに住みたいという願望のある人間だったので、二拠点生活について興味がありました。なおかつ、未織さんのお話が忘れられず、1週間後にふと本を購入してしまいました。
二拠点生活については、きっと思ったより大変で、向き合う覚悟が必要だなという感想です。(うすい)
そして本を読んでいて思ったのは、言葉に人がのっていて素敵だなということです。
伝わりましたか。伝わってなさそうです。
現在のわたしの語彙力ではなかなか伝わりませんが、本は嘘偽りなくありのままの未織さんの言葉が載せられているような、そんな感じがしてきたのです。
いやいや、たかが1時間30分話しただけやないかい!と言われればそれまでなのですが、全く違和感がなくて、臨場感があって、楽しそうで、でも大変なこともあって、でもきっとほんとうに楽しいんだろうなと感じるものでした。
どうしても風を感じながら読みたい本だ!!ということで日焼け止めを塗り、ベランダの手すりに腰を掛け、ワンピースをひらひらさせながらのんびり読んだ次第です。うん、いい女!(異論は認めます。)
本の中で一番好きなところをちょっとだけ紹介させてください。
・・・・・・そうか、わたしたちは、新しく頑張るんじゃない。この家で、この土地で、「続き」をつくればいいんだ。
他にも好きなところはたくさんあったのですが、ここが一番好きです。理由はよくわかりませんが、読み終わった後にも探したくなるところでした。
人間、自分が新しいものに触れると何かを変えてやろうとか、どうにかしてやろうと思いがちです。でも、今までの歴史を受け継ぐ、大事にする。それを自分なりに行っていくことも素敵なことなんだなと思いました。わたしたちはどうあがいたって、歴史の時間の中の一部だし。
そんなこんな南房総に行きたくて仕方がないどんぐりです。どんなところなのか見てみたい。残念なことに根っからの都会っ子なので、虫は苦手だけど行ってみたい。
そんな風に自分の世界をちょっとだけ広げてくれる登壇者の方々、そして同世代の参加者。いいイベントです。
今度、南房総には必ず行こうと思います。ところでまだ免許取れてないので、運転は誰かに頼まなければ、、、
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