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総フォロワー数1,500人の個人系メディアで読者投稿企画をしました。工夫したポイント10個を公開


はじめに:当記事はフォロワー(様)読者(様)の気持ちで書いているのですが、すらすら読んでいただきますために、(様)を省略していることをご理解下さい・・・!


こんにちは、中村めぐみ( @Tapitea_rec )です。

「個人での発信力が大事」とされている世の中。好きなことを好きなだけ発信できる時代になりました(最高か)


そんな私も趣味兼副業としてメディア系音楽ブログを個人で運営していまして、現在Twitter,Facebook合わせて約1,500人の方がフォローしてくださっています。


メディアとしてとても小さな規模ですが、今回背伸びをして読者様投稿企画にはじめて挑戦したところ、とても良い形でゴールできまして、やってよかった…!と思いました。


そこで同じような規模で活動している方のお役に立てましたらと、「フォロワー数1,500人の個人メディアで読者投稿企画をするとどうなるか?」をテーマに、具体的なタスク、かかった工数(時間)、工夫したポイントを10個お伝えします。

まずははじめて私のことを知ってくださった方向けに、活動の概要からお伝えしますね。


1.活動ジャンル・活動歴

 サイト名:「Tapioca Milk Records」
 サイトURL:https://www.tapiocamilkrecords.jp/
 ジャンル:台湾の音楽(インディーズ寄り)
 活動歴:約2年
 月間PV数:~20,000PVくらい
 SNSフォロワー数:Twitter(個人アカウント)960人/Facebook 520人 合計1,500人

管理人の特徴は、

・元々、音楽をやっていたわけでもなく、メディア出身でもない管理人が運営。なので全てをゼロから築いてきたことは間違いないです・・・
・社会人歴10年目。8年間メーカーで事務系専門職として働いた後、現在はWeb関係の仕事をしています。今回の企画では、企画立案⇒告知進行管理情報まとめ記事デザイン(コーディング)結果発表をワンストップで行いました。いろいろできるけどコアスキルが定まらないタイプです。


2.今回実現した企画「ミュージック・マガジンに載らなかった台湾音楽の100枚」

 企画概要:台湾の音楽が好きな方へ、おすすめアルバムレビューの投稿を募集しました。
 実施期間: 募集期間 3月21日~4月18日 結果発表4月30日
 投稿方法: Google Form
 結果:たくさん応援していただいたおかげで、目標数100投稿に対し、計123投稿、有効数93投稿となり、目標をほぼ達成できました。

【結果発表】私たちが愛してやまない台湾の作品とは?ミュージック・マガジンに載らなかった台湾音楽の(大体)100枚を大公開!

また投稿で名前の挙がったアーティスト本人にも届きまして、Facebookで反応があったり、


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アーティストの公式ページで翻訳されたり

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またお読みいただいた日本の方からは、実際にアルバムリストを聴いて、作品を購入したというお声も寄せていただきました。

企画をはじめた時は想像していなかったのですが、「数が集まった」というだけではなく、参加してくださった方、関わってくださった方に楽しんでいただくことができ、本当に良かったなーと思いました。

台湾も今エンタメ業界が厳しいため、少しでも明るいニュースを届けられたら、と思っていましたので・・・←重要


この企画を実現するためにかけた時間数、内訳は以下の通りです。


3.工数と内訳

 総時間:ざっくり17H

内訳
 ・企画立案(事前調査):1H
 ・告知(告知記事執筆、投稿フォームの用意):2H
 ・進行管理:3H
 ・情報まとめ:2H
 ・コーディング(記事デザイン):8H
 ・結果発表(SNS展開):1H

工夫した点について順番に解説します。

4.工夫したポイント

 ・企画立案

Point1:Twitterでご意見募集

企画の需要、方向性についてTwitterアンケートをとりながら詰めていきました。

当初は、「インディーズ音楽のみ」だったところ、アンケートの結果をもとに、「インディーズ、ポップス問わず」という方向性に修正しました。その結果、年代的にも幅広いプレイリストとなりました。

本業でメディアの編集部に入ってわかったのですが、個人メディアの一番の弱みって、企画そのものを評価してくれる人がいないことなんですよね。(あとは今じゃないだったり…)

 ですので、フォローしてくださっている方の意見をよく聞くことはすごく大事だと思っています。


 ・告知(告知記事執筆、投稿フォームの用意)

Point2:トレンドのサービスの読者投稿企画文をまねする

  投稿を募集した記事の構成は、noteの公式お題募集投稿をまねしました。

 noteのお題募集記事の共通点を探したところ、
 ・想いは軽やかに書く
 ・コンセプトをわかりやすく
 ・概要をしっかり箇条書き
このような共通点があることが分かり、全力で真似させてもらいました(笑)その結果、最低限の文字数で企画の概要を伝えることができたと思います。


 Point3:FAQで投稿ハードルをぐっと下げる

読者投稿企画あるあるの現象として、参加者同士が事前に投稿内容を相談する状態を起こしにくいので、「詳しくない自分が投稿していいのかな?」「マニアックすぎるかな?」っていう迷いがあると思います(普段私がそっち側なので・・・)

なので、あらかじめFAQを設けることで、投稿するハードルを下げる取り組みをしました。

↓こんな感じです

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Point4:投稿フォームを見てもらう

投稿フォーム(Google Form)の確認をTwitterのフォロワーさんへお願いし、客観的にわかりにくいところがないかを見て頂きました。

設問がわかりにくい点、伝えきれていなかった点を指摘してもらうことができ、わかりやすい、答えやすい形でフォームを作れたと思います(本当にありがたかったです、、、)


・進行管理(投稿募集期間中)

Point5:質問にはなるべく即レス、後日まとめてFAQへ反映

個人レベルの活動では、企画で詰めきれていなかった部分や、言語化できていなかったところがどうしても出てきてしまうと思います。そこで、質問には(可能な限り)個別で即レスしたあと、後日まとめて募集文へ反映するというオペレーションをしていました。


Point6:進捗をこまめにSNSで報告

企画がじわじわと進んでいく過程も一緒に楽しんでいただけましたらと思い、数日に1回、リアルタイムでのご報告をしました。

この報告ツイートをリツイートで応援してくださり大変ありがたかったです・・・!


記事デザイン(コーディング)

私はWeb系のスキルの中でもコーディングが特に苦手で、かなり苦労してきました、、、

試行錯誤を繰り返すなかでわかった、綺麗にコーディングするポイントは、

Point7:アフィリエイトリンクはなるべく「画像のみ」にする

私はAmazon、楽天、iTunesのアフィリエイトに登録していまして、いつもは値段などがわかりやすいよう、文字+画像スタイルを使っています。

しかし約100件の投稿がならぶなかで、文字パーツを入れてしまうと、視線が散らばってしまい、本当に読んで欲しい投稿文が目立たなくなってしまうと思い、画像のみのパーツに全部差し替えました。

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↑BEFORE


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↑AFTER

すると、記事を見て下さったお友達から、「ジャケデザインの変化がおもしろい」とのコメントも頂き、画像のみに切替えてよかったと思いました・・・!

Point8:頂いた投稿文のポイントを太字にして読みやすく

頂いた投稿文に対してメリハリをつけるために要所要所を太字にしました。これはどのメディアさんもやっていることで、「今どこを読んでいるかわからなくなる」という現象を防げます。


結果発表(告知)

Point9:投稿してくださった方へ、結果公開日前日にメールにてご連絡

 予めフォームへ入力していただいたメールアドレスへ、お礼の気持ちと、「〇月〇日に公開致します」との連絡、ちょっとしたおまけ(Spotifyプレイリスト先行公開)つきのメールをお送りしました。

 その結果、早速Spotifyプレイリストを見て頂くことができ…私がすごくイイ思いをしました(笑)


Point10:SNS告知の際、アーティストさんへタグ付け

Facebookにて更新告知をする際、お名前の挙がったアーティストさんにできる限り、Facebookでタグ付けしました。

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*プラットフォームがFacebookなのは、台湾ではTwitter人口よりもFacebook人口の方が多く(※若い子はインスタ)、アーティストのファンページもFacebookファンページで運用していることが多いためです

ここでの気付きとして、Facebook投稿は最大50個までしかタグがつけられないことをはじめて知りまして、投稿寸前で一回全部消えました(笑)

その後、タグ付をやり直して、50個を超えたものはコメント欄でタグ付をしました。

その結果、話題になっていることを知っていただくことができ、多くの反響につながりました。



さいごに

今回は、総フォロワー数1,500規模の個人運営のメディアが、読者様投稿企画で工夫したことについてまとめました。

なんかバズらせようとか思っていたわけではなく、活動コンセプトに合うことを、できるタイミングで、責任が取れる範囲で、でこることをした、というのが、最後までブレずにリリースできたのかなと思っております。

ご一読いただきましてありがとうございました。この記事が、どなたかの活動の参考になりましたら幸いです。

サポートをどうもありがとうございます。大切に使わせていただき、新しい行動を起こして、また役に立つ情報をお届けしますね。