「南紀白浜」を走る!
ずっと気になっていた地名があった。南紀白浜。
朝のラジオで交通情報、列車の運行状況などとともに、「フライトインフォメーション」がある。子供の頃からそのフライトインフォメーションにたまに登場する地名が気になって仕方なかった。南、紀州、白い浜。
数十年越しの思いをこの目で確かめるべく、やはりここは飛行機で行ってみた。もちろん海に近いが空港は小高い場所にあった。全日空は無し、日本航空のみ。旅行会社の友人に聞いたところ、当初は「東亜国内航空」が就航していたとのこと。懐かしいねぇ、この響き。日本エアシステムですね。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/080500/shirap/gaiyo.html
南紀白浜空港概要
さて今回の旅では南紀白浜へ到着後は交通機関を使わないで行ってみようと考えた。最初にそう思ったのは、空港からその日の宿までの距離をグーグルマップで見てみたら3.4キロだったからだ。(また、電車もなく実際少々不便な空港ではあった)
仮に1キロ7分でゆっくり走っても絶対に30分以内で到着する計算だ。
ただ1泊、天気の良い白浜でボケーっとするのが目的だったので、荷物は最小限。小さなリュックには替えのシャツとパンツ、タオル、文庫本。
空港のトイレで「走るかっこ」に着替え、次の便まではひっそりとなってしまったロビーから出発!
三段壁、千畳敷に寄り、宿に到着。ここで見たかったのは、「水平線に沈む夕日」。安宿を取ったので、日の入り時間に合わせて近所の「いいホテル」へ移動。ロビーで窓越しのソファを発見。誰も座っていないし、飲みものを頼まないといけないわけでもない。こりゃラッキー。悠々と景色を堪能。
その後はもう一つのお楽しみ、「長久酒場」。とあるサイトでは「ここは日本三大居酒屋と認定された大衆酒場」とある。いつだれが決めたのかと思ったら、太田和彦サンだった。ちょっとオーバーとは思いつつ、地魚など満足度の高い店であることは確か。周囲に店舗もなく、たたずまいも特徴的。
さて翌朝はゆっくり。再び浜へ向かい、「ボケー」っとした後、「長生の湯」まで走ってまたひとっ風呂。昼ビールにラーメンをやってしまったので空港まで今度は徒歩。でもそれを補って余りあるヘルシー旅程でした!
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