見出し画像

さよならハローワーク

再就職が決まった。
定年直前の退職&再就職は、「総合人材サービス企業」の担当者から「応募を出しても何十社と落とされるので覚悟はしておいてくださいね」と脅されていた。結果は一撃必中だった。
いくつも書類を出すつもりだったので、肩透かしを食らったが奇跡的採用に感謝。

採用内定通知書が来た。
当該の求人は「総合人材サービス企業」、ハローワークの両方で掲載されていた。通知をもらったので、5月31日の認定日(雇用保険給付を受けるためハローワークで「失業状態」を確認する日)に出所して報告。就職日(7月1日予定)までもう一度認定日があることから、詳細を確認した。

ハローワークへの次の出頭日が、質問した人と、手続が終わって書類を返してくれた人で説明が異なったのだ。「認定日」は割と厳格に決められている。手当(お金)をもらう日数をカウントするのだから、それは理解できる。詳細の記載は避けるが、残りのスケジュールは以下。
①     次の認定日は6月28日
②     就職予定日前日に必要な手続き6月30日
③     就職予定日7月1日

認定日は28日だが、②の手続きと一緒に30日一回でもかまわないか、と質問した。質問に答えてくれた女性は、ダメ。別の男性職員は、「そうですね、2日しかないので30日でけっこうです」。そして書類にメモをしてくれた。「6月30日来所案内」。

よかった。近いとはいえバスで余計な一往復が避けられるのはありがたい。

ところがその後、ハローワークから電話がかかってきて、うにょうにょ言い始めた。要領を得ない。

私は自分で言うのもなんだが穏やかなほうだ。
「そちらからいただいた書類2カ所に、6月30日来所案内と書いていただいていますが」と応酬。2回ほど、「少々お待ちください」のあと、「それでは今回特別に、来所は6月30日でけっこうです」との返事。

自分でOK出したくせに、取り消してそれからまた、特別扱いしてやるとは何様だ、と言いたいが手当はきちんともらいたいので「ありがとうございます」とだけ、言っておく。

ハローワークでは職探しなど、対応者によってレベルはかなりバラつきがあったが、割とフランク且つ親身に相談に乗ってくれたという印象がある。わかったことは、「雇用保険受給」に係る業務の方々は、「全く別企業体」ということだ。

そんなこと、今頃わかったのかと言われそうだが、予期しない形で退職して人材会社だハローワークだと通い始めたので予習はできなかったというか、気分の余裕がなかった。相談などは人によって異なるのはいいけれど、制度案内がばらつくのは無しだよね。

心穏やかに、次の仕事に取り組みたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?