SNS性とソーシャルトレーディングを掛け合わせたPublic
ウィル・スミス氏のファンドDreamers VCも出資しているスタートアップ「Public」がおもしろいです。
SNS性をもたせた株式投資を気軽に行えつつ、金融リテラシーを高められる学習要素もあり、教育・投資・SNSを掛け合わせたプロダクトです。
Publicの特徴
・投資家のポートフォリオを閲覧できる
・1株未満で購入ができる
・アカウントをセットアップすると無料で最大20ドル相当の株がもらえる
∟TeslaやDisney、Shopify、Beyond Meat、SPDR、Amazon、Pinterest、Zoom、Appleなどの企業を選択するフローになっている
・女性CEOの企業、感染症の治療に取り組む企業、自動運転などのテーマ別に投資もできる(https://public.com/themes)
Publicの所感
・テーマ型投資は別分野のプロダクトでも応用できそう
∟個別のものを選択するのは選ぶコストがあるので、個別を集めて塊にすれば選ぶコストを下げることができ、利用者数を増加できる可能性を高くしてくれるかもしれない
・アカウント登録されると最大20ドルもらえるってのが、アプリダウンロードしてからの初期行動の後押しになっている。初期行動を後押しする仕掛けとして参考になる。まずは体験してもらわないと話が始まらないので、お金を配って体験してもらう。スマホゲームでも、10連ガチャを最初にさせて、強目なキャラクターを入手でき、そのキャラクターを使ってみたいと思ってもらう仕掛けと似ている。
・投資家のポートフォリオを閲覧できるってのが、投資初心者からすると勉強になるだろうし、投資するまでに至らない人でもポートフォリオをみて、SNSであーだこーだ話す機会にもなりそう。プロダクトを使うことで、SNSで話したくなるポイントを用意しておくのがよさそう。
■参考
社会問題×マーケティングが好き / ㍿小さな一歩(前澤ファンド出資先)で養育費の未払い問題にビジネスでトライ→㍿SHIRO創業。社会問題の発見→要因分析→ビジネス考案→実行に必要な資本整備→実行・改善のサイクルが最短で回り社会問題が解決されつづけるインフラを創る。