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元気ない人も 元気にします かならず

新宿エイサーまつり

毎年100万人以上を動員する新宿の夏の一大風物詩。魂を揺さぶる勇壮な掛け声が特徴で、踊り子のみならず観る人をも熱く魅了します。

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祭りの開催のきっかけは2001年

新宿の商店街の一部で、沖縄のエイサーチームを招いて、エイサーを披露してもらったのがきっかけ。その活気ある踊りを見た4商店街振興組合が、新宿の街にふさわしいと、翌2002年から5団体を招いて第1回目の新宿エイサー祭りを開催。

以来、2019年で18 回目を迎えた新宿エイサー祭りは、27 団体、1000人以
上の踊り子たちが参加し、100万人以上の観客数を誇る祭りになった。

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この祭りを新宿の売りとして発信していきたい

2010年から運営事務局で、祭りの陣頭指揮をとっているのが松山堅一さん。

「真夏の炎天下。出場チームの管理にはいちばん気をつけています。待機や移動をスムーズに行って、大きな旗や道具もあるので接触事故のないように、思いっきり踊りに徹してもらうこと。でも頑張りすぎて倒れないように、水分補給を促すこと。」

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そしてエイサー祭りに大きなパワーをもたらしているのが、新宿区に東京本部がある吉本興業とのコラボレーション。エイサーチームに芸人さんたちが参加してくれたり、お笑いライブが同日に開催されたりと、理想的な相乗効果が生まれ始めている。

「もっともっと、新宿のたくさんのお店が、エイサー祭り当日に向けて事前からどんどん盛り上げていくようにしていきたい。この祭りを新宿の売りとして発信できるときが来ていると思うんです。

第19回新宿エイサーまつり
日時:2020年度は新型コロナウィルスの感染拡大防止のため開催中止
場所:新宿通りを中心に、歌舞伎町、西口など新宿駅東西各所

今回インタビューに答えてくれたヒト
新宿エイサーまつり運営事務局
松山 堅一 さん

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※このインタビュー記事は2016年にGTFガイドブックに掲載したものを加筆修正しました

「祭り」の伝統を次世代に繋ぐため、裏方として活躍するヒトやモノのストーリーを発信していきます。頂いたご支援は祭りの伝統を繋ぐ人たちへの取材費とさせていただきます。