「価値」の提供=仕事
種類を問わず、人に価値を提供することができれば、その提供する価値に対価が発生し、それによって生きていける。
いわゆる「仕事」って突き詰めるとそういうことなのでしょう。
理想的なのは、その「価値の提供」が自分の好きなことになっていることでしょう。
そうなるために、例えば就活生は「自己分析」をして自分の好きなことってなんだろうか?と考えてみて、どんな価値の提供方法があるのか?と企業を見学してみたり、インターンシップで体験をしてみたり・・・と労力をかけるのでしょう。
(なんて言いながら、自分が就職活動をした時に、そんなことを考える余裕はなかったので、今になって整理して考えたから言えることだと思いますが・・・)
「価値」を高める努力が求められる
もちろん周囲が求める「価値」というのは時代とともに変化します。より多くの人から求められる「価値」の方が高い値段になるでしょうけど、それが単純に「幸せ」や「好きなこと」というわけでもないから難しいところです。
もし「好きじゃないこと」でも、生きていくためには提供できる価値を維持するか、高める必要はありますから、それなりに努力は必要です。
会社や組織に所属していると、その点が少しラクになるかもしれません。組織としての「価値」というものがあるからです。でもそれも万能ではないし、時代の変化というものがあるので、注意が必要ですし、安心できるものでもないでしょう。
「好きなこと」の扱い
もし「好きなこと」で価値を提供したいとなったら、周囲がそれに価値を感じるレベルまで、なんとか自分の持つ価値を高めるよう努力するしかないでしょう。
「好きなこと」で生きていくのはなかなか大変ですから「仕事」ではなく「趣味」にしておくということも全然ありだと思います。
(むしろ対価がちらつくと「好きなこと」も好きじゃなくなる、といったことをダニエル・ピンクがモチベーション3.0で言っていたように思います。たしかに、そういった側面もあるでしょう)
もしかしたら「趣味」だと思って続けていくうちに、思わぬ価値がついてくることがあるかもしれません。そういった形で「仕事」にできたら、これは理想の幸せな形かもしれませんね。
さて、これからどんな「価値」で生きていきましょうか?
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