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天に唾する者への愛

「むかし〜ギリシャのイカロスは〜」の歌で有名なイカロスを応援したい気持ちになる。

全力で「力あるモノ」に抗うひと

この気持ちの同一線上に、漫画「ベルセルク」の主人公ガッツがいます。主人公以外も程度の差こそあれ皆、同一線上にいて、だからこそ内容はかなりハードな物語でした。そこに惹かれていました。

(作者の三浦さんのご冥福を祈ります)

「力あるモノ」は、実体がないものもある

例えば、ストレートに歌詞に出ているのは、Official髭男dismの「宿命」も好きです。

宿命を燃やして走り出す、なんてことを歌われると、自分は何か沸き立つものを感じるのです。

宿命や運命も「力あるモノ」の一つかな、と。

(天人に対する阿修羅の存在とか)

一般的には「判官贔屓」とか「ジャイアントキリング」と言われるものの根底にある感情って、このあたりなんでしょうか。

やせがえる

「判官贔屓」から歴史つながりで、小林一茶の川柳を思い出しました。昔々からこの感覚は存在していそうです。

でも一方では「長い物には巻かれろ」という、ありがたい諺もあります。

(まぁ、格言や諺は大抵が対になって存在していますよね)

まとまらないですが・・・まとめ

人間という種族が繁栄してきた裏側として、「天に唾する者を応援したい!」って気持ちは必要だったのかもな、と思うのです。

社会が新陳代謝をしながら、状況や環境変化の中で、絶滅せずになんとかやってこれたのは、「統制と革命」の両面を矛盾しながらも人間が持っているおかげだったのではないでしょうか・・・。



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