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矛盾でしかない道

3月の記事(ワクワクして生きたい)より3か月が経過。
この本の影響で通い始めたボランティアはどんどん楽しくなり、すっかり週末の習慣と化している。
新しい人間関係も出来つつあり、たくさんの刺激を受ける日々だ。

特に言語に関して。
自分にとって「英語」とは何か。本来の目的は、どこに興味があったのかを見つめ直している。
それ以外にも、日本語を教えるにあたって母語が英語圏外の人たちと向き合うとき、英語という選択はありなのか。いや、世界共通語としての英語が果たす役割を考えると…でも今は色んな翻訳機能があるし…などなどなど。
頭でっかちマンなので、考え出すときりがないのだが、でもとにかく、この口がぽこぽこと発する英語と日本語によって、自分以外の人間とコミュニケーションを取ることができていることに間違いはない。
この気持ちは学生時代、博物館学の授業で「美とは移りゆくものだけれど、移りゆくものを今に留めることが私の仕事だ」「それは本質的に美を守ると言えるだろうか」という教授の問いかけを聞いたときに似ている。

矛盾を抱えつつ、それでもできる限り、より良いと思った方向に向かって進んでゆくしかない。
今よりも前へ。



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