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空港ホテルの意義、バルセロナ動物園、美学(5/18/2023, 5/19/2023)

疲れ切ってしまったので昨日はnoteの更新ができなかった。本当は昨日帰宅予定だったのが、バルセロナからパリへの飛行機の出発が2時間遅れたせいで、トランジットに間に合わず、仕方なくパリに追加で一泊した。LCCを使っていてこれまでなにか大きな不利益は被ったことはなかったけど、今回LCCのリスクを思い知った。トランジットに間に合わないことを明らかになったあとすぐにシャルル・ド・ゴール空港近くのホテルを予約。今までなんで空港近くにホテルがあるのか恥ずかしながらよくわかってなかったけど、日をまたいだトランジットの人だったり、空港関係者のステイのために存在しているようで、ホテル内では深夜でも軽食が提供されていたり、新たな発見があったのは良かった。

昨日はグエル公園に行こうと思っていたのだけど、チケットが取れず、その代わりバルセロナ動物園に行ってみた。グエル公園はいつかバルセロナにまたくる言い訳として使おう。動物園はこれもバルセロナあるあるなのか、坂や階段が少なく、子供が走り回れる環境になっていて、子連れにおすすめ。また動物園では孔雀が放し飼いにされており、色々な子に追いかけ回されていた。生態とかなにもわからないけど、人間に追いかけられることがあまりストレスにならないのだろう。バルセロナはこれまでの旅行先で一番良かった。また来よう。

ルーブル、オランジュリー、サグラダ・ファミリアと芸術に触れ続けた旅だったことから、せっかくなので少し美学の勉強をしてみた。プラトンが真善美のイデア論を唱えている以上、彼が美学の創始者だと思っていたけど、絵画や音楽などの芸術作品は美というより技術の問題として語っていたらしく、現代の美学の創始者はバウムガルテンという18世紀に生きたドイツ人らしい。曰く、美学とは論理学のような知性を扱う学問ではなく、感性を扱う学問ということのようだ。例えば、なにか芸術作品を目にしたときに生じる心の動きのようなものを対象にしているのだろう。サグラダ・ファミリア内部の無数に枝分かれしていく複数の大樹のような柱に支えられている天井と外からの光を丁寧に取り込むステンドグラスを目にしたときの感情まさに感性として理解できる。


サグラダ・ファミリアの天井

一方でサグラダ・ファミリアに感動したのはその美しさだけではなく、ガウディの生き様やその建築の過程であり、それは感性というより論理的な理解の上での感動であって、芸術を見る視点は必ずしも感性に限られないんじゃないかと思ったけど、ざっと入門書を読んだだけなので、感性の理解が間違ってるかもしれない。いい機会なのでこの流れでカントの『判断力批判』を読もうと思う。
ちなみに読んだ本は小林留美さんの『美学をめぐる思考のレッスン』というもの。

タイトルをつけるのが負担になって三日坊主になりそうという理由でこれまでタイトルには活動記録としか書いてなかったけど、将来振り返るのに不便そうであることと、意外と更新を続けられているので、これからはちゃんとタイトルも書こうと思う。

午前/午後

  • 帰宅

  • 洗濯

夜やること

  • 論文1章執筆

  • ELSA

  • シャドーイング

  • 英国不動産法勉強

明日やること

  • 英語基礎トレ

  • 遺言法勉強

  • Dissertationの文献リサーチ

  • 論文1章執筆

  • ちょっと仕事

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