見出し画像

無限大の可能性を感じて

こんにちは。G-Splash 27th引退公演"Flash"にてHiphop1の振付を務めました27th Hiphopの倉谷桃子・伊藤光舞朝です。私たちの振付者としての熱意や作品に込めた想いについて綴らせていただきます。

「無限大、そして未来に」

今回の引退公演におけるHiphop1は「宇宙」をテーマにした世界観となっています。

私たちは誰もが宇宙のように無限大の可能性を持っています。それにも関わらず、環境や時間を理由にして本当にやりたいことを諦めてしまうこともあるでしょう。しかし、G-Splashにおいては、たとえどんな困難があったとしても、可能性を信じ、自分たちの道を進み続けることができました。これは、部員同士の確かな絆、そしてG-Splashへの愛があってこそのことです。
 世界観だけでなく、ダンサーが身にまとう衣装も印象深い作品にするために欠かせない要素のひとつです。この作品における衣装は、青をコアカラーとし、背面には振付者自らがペイントを施しました。

画像1

総勢30人以上いるナンバー生全員分の衣装にペイントをするのは大変な作業でしたが、世界にひとつだけの衣装ができたこと、そして何よりナンバー生ひとりひとりの背中に愛とエールを送っているような気持ちになれて幸せでした!

余談ですが、青の色言葉は「未来」と言われています。私たちが創り上げたHiphop1のショーケースは、宇宙のように無限大である私たちの可能性、そしてG-Splashの未来に希望を込めた、愛溢れる作品だと言えるのではないでしょうか。


「皆がいるからここまで来れた」

G-Splash入部当時は、自分の振りに自信がなく、みんなの顔色をうかがいながら練習を回すことも多々ありました。しかし、これまで振付の経験を重ねるなかで、Hiphopだけでなく他ジャンルの皆も最後まで本当に心優しく支えてくれ、作品は自分ひとりで創るものでなく、「皆で創るもの」という感覚にいつのまにか変わっていました。「皆がいるから」こそ、コレオグラファーを務めることができました。

だからこそ今回の引退公演では、ナンバー生ひとりひとりとしっかりと向き合い、お互いに尊敬し、「皆で創り上げる」ことを意識してきました。私たちのもとに集まってくれた30人のナンバー生は、お互いのダンスを認め合い、尊敬することができる、そんな素敵なダンサーたちです。

「最後に」

私たちは今回の"Flash"の公演をもって引退を迎えますが、コレオグラファーとしての経験を通して、改めてG-Splashの温かさ、そして繋がりの大切さを実感しています。いよいよ本番まで残り1ヶ月を切りましたが、私たちの勢いは止まりません!最高で最強なショーケースを宇宙からお届けしますので、どうぞご期待ください!

Hiphop1 振付 倉谷桃子・伊藤光舞朝

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?