No.1【試合分析】ニューカッスル対マンチェスターシティ(23/24-第21節-1月14日)
試合の展望
プレミアリーグ第21節のビッグゲームの1つ。
マンチェスターシティをセントジェームズパークに迎えるニューカッスル。ホームゲームにはめっぽう強いニューカッスルだが、前回のホームゲームでは、ノッティンガムに敗北。また、連敗が続いていることから、ここらで悪い流れを断ち切りたい。
マンチェスターシティは、デブライネが復帰。ハードゲームとなりそうなため、投入タイミングが難しい。
注目ポイントは、ドクとトリッピアーの攻防。と予想していたが、少し異なった試合展開をすることとなる。
前半の内容
ニューカッスルとマンチェスターシティのスタメンは以下の通り。
シティがボールを持つことが予想されたが、実際そのようになる。ビルドアップは、235の形。
シティの235は、一応、23と5に分けることができる。23と5内部では、それぞれ流動的にポジションチェンジをし、三角形を作りながらボールを回す。5では、グバルディオルとウォーカーが幅をとり、状況に応じて、ポジションを下げて、25の形でビルドアップをする。もっとも、トッテナムの235とは異なり、大外の2人はあまり中を取らず、また、インサイドのフォーデン、ドクとポジションチェンジもあまり行わない。これは、サイドの選手がSBを本職とし、かつ、中でのプレーがトッテナムのポロ、ウドジェと比べて不向きであることが理由か。とはいえ、グバルディオル、ウォーカー共に、高い技術を持っていることに変わりはない。また、SBが中を取れば良いというわけでもない。言うまでもなく、選手の特性に合わせるのがベストである。
これに対してニューカッスルは、前線からプレスをかける。ギマランイスがロドリをマンマーク気味で切り、イサクはCB及びGKにプレスをかける。そして、WGのゴードン、アルミロンは、サイドチェンジされた場合、逆のCBにプレスをかける。逆サイドのWG(ゴードンがCBに言った場合は、アルミロン。逆もしかり。)の選手は、IHを切りつつ、サイドチェンジがされたらCBにプレスをかける。ニューカッスルのIHであるロングスタッフ、マイリーは、縦パスを防ぎつつ、シティのIHであるベルナウドシウバとコバチッチにプレス。
前半すぐに、エデルソンが負傷交代するというアクシデントが発生するも、試合はシティペースで進む。シティの235のビルドアップに、ニューカッスルが対応できていない。ポイントは以下の点である。
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