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「住まいである地球」を考える

10月も末になってようやくお天気が戻ってきた。
本来なら行楽やスポーツに最適とされる月だけど、今年は度重なる台風の襲来で、自然の脅威と気候変動の深刻さ、そして偏った報道を実感することに。

徐々に明らかになる台風被害のニュースを見ながら、川沿いの低地にあるわが家も他人事ではないなぁ、対策をしておかなきゃと思うと同時に、地球に何が起きているのだろう、と不安を感じ始めた。

異常気象は年々顕著に。
今年は長引く梅雨に夏が来ないのではと心配していたら、いきなり真夏が到来し、9月に入っても酷暑は続き、10月には暴風や大雨が広範囲にわたり甚大な被害をもたらし。。。
一夜にして濁流に飲み込まれた地域の惨状をテレビで見ながら、映画『天気の子』に描かれた水没する都市の映像を、現実に起こりうる風景かもしれないと一抹の不安を覚えながら見ていたことを思い出した。

この夏、ヨーロッパの国々では40度を超える猛暑が続いて死者が出たり、中東のドバイでは63度を記録したり、異常気象は深刻だ。
台風による大きな被害は日本だけではなく、世界各地で起きている。それも温暖化の影響だといわれる。
温暖化で海水温が上がると空気中の水蒸気が増えて豪雨をもたらしたり、海水温を下げるために台風が発生するのだとか。ということは、温暖化が止まらない限り、これからも大きな自然災害は頻発するということになる。

地球は、人間の都合で荒らされた自然環境を「調整」し、「治癒」してのかもしれない。地球の自然治癒の過程で起こる現象が、人間から見れば「災害」が起きたということになる。こういう見方もできる。

それなら地球に住まわせてもらっているわたしたちは、温暖化対策の緊急性にもっと真剣に向き合わないといけない。すでにそれに気づき行動を起こしているティーンエイジャーを安心させる行動をとらなければ、大人は大きな負の遺産を後世に残すことになってしまう。

何をすればいいのだろう、、、責任ある大人とはいえ一個人で向き合うには、対象も課題も巨大すぎる。

まずは「住まいである地球」の現状を知ることから。そして地道にひとりでもできることといえば「住まいである地球」を意識した消費行動をすること。
ハードルは低く。できることから。

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