旅に出る。そこから得られるものは？

旅に出る。

みなさんは、この言葉から、
どんな旅を想像しましたか？

私は、自分がまだ行ったことのない場所に、わざわざ出かけていくこと、が旅だと思っています。

遠い時は、泊まりで行きますが、
昨今、交通網が整備されたおかげで、短時間でも、往復できるようになりました。

昔は、家族旅行や、修学旅行が、旅の代表でした。
母が、旅行に行くと必ずお土産を買って帰る、気遣い、配慮の行動をとる人だったので、
私もそれを真似て、いつも大荷物で、帰って来ていました。

今は、日帰りで東京、大阪くらいは行けるので、
お土産らしいお土産を毎回買うこともなく、家に帰って食べたいものを、自分の好みで選んで買ってくるくらいで、何も買わない時もあります。
それだけ、身近な土地になった、と言えるのかもしれません。

たまにしか行けないから、と、
観光も詰め込んでました。
今は、ゆっくりする時間も組み込みつつ、行きたい場所、食べたいものをピックアップして、優先順位をつけて、必ず行きたいところに、一番に行きます。

あまりたくさんの場所には行けなくても、余裕をもって帰途につき、
家に帰ってから、また、やるべきことをやる余力があるわけです。

学生時代は、何日も筋肉痛を引きずる、とかも、ありましたけどね（笑）

日常とは違う時間と空間を使い、非日常を創り出す。
そうすると、意識、発想、感情、すべてに刺激が起こります。

行ってみたかった場所。
それは大概、古い建物、自然に恵まれた景色があるところです。
昔の建築物には、細やかさ、美しさ、素材の輝き、匠の技を見ることが出来ます。
自然の絶景には、その場所の空気、水、土地の気を感じながら、
壮大なエネルギーを取り入れつつ、自分の中にある雑多な意識と感情をリセットする力があります。

場所と一体になる。

人に影響を与える空間は、
癒し、整理整頓、リフレッシュ、
いろんな意味で、パワフルです。