カラーコーディネーターとは? 中学2年生への職業講話にアツくなる!
大阪泉大津市の中学校で職業講話してきました。
お知り合いの方からお声かけいただき、
中学2年生を対象に、カラーコーディネーターの仕事とは?
1回 約20名の生徒に20分間。
4クールお話してきました。
当日は、8つの職業から
興味ある職業を4つ選びます
職業の内訳は、
調理師、パティシエ、美容師、建築大工、
WEBデザイン、ウェデイングプランナー、
薬剤師、カラーコーディネーター
ここの中学校での
年間のキャリア学習のカリキュラムの一環で、
最終的に1〜3月で、10年後のビジョンボードと
夢作文を仕上げる予定だそうです。
話す内容は、、、
経験談を含めて
職業の概要、魅力、職業に関する思いなど
私は小道具として、
パーソナルカラー(似合う色)の診断で使う
色布(ドレープ)と、色の分類がわかるトーン表を持参しました。
学生たちは、
男女ともに、とても熱心に話を聞いてくれました。
実際に、胸元に色布をあてての
パーソナルカラーの診断で顔色が変化する様子や
パーソナルカラーとは?
赤が似合う、青が似合わないではなくて、
どんな赤が似合って、どんな青が似合うのか?
色で似合う、似合わないを決めるのではなく
色の特徴を捉えていくのが、診断の目的。
ピンクといっても、
明るいパステルピンク
鮮やかなショッキングピンク
オレンジがかったサーモンピンク
肌色に近いくすみピンク と
いろんなピンクがあり、
人によって似合うピンクが必ずあるということ。
気をつけないといけないのが、
その時の流行などで店においてあるピンクに
偏りがあり、たまたまその時にあったピンクが似合わなかったら、
「私は、ピンクは似合わない・・・」という
思い込みで、その時からピンクは似合わないと
頑なに手を出さなくなってしまう場合が、よくある。
自分が得意とする色の特徴がわかれば、
この色は似合わないと、
諦める必要はなくなる。という話をしてきました。
ちょっとした思い込みで
自分の可能性を狭めてしまっている人が
ほんとうに多いという話も。
もう一つは、身の回りに色は溢れている。
情報をキャッチできる五感のなかで、
視覚からの情報がほぼ8割。
その中でも色からの情報は約8割。
ほとんどの情報は色で瞬時に捉えているということ。
CMや店舗で他の店との違いを表現しているのも色
例として携帯電話会社のロゴの色でクイズを出してみましたよ!
「オレンジの携帯ショプって、どこだと思う?」
「そう! au」
企業は、適当に色を使っているわけではなく、
オレンジを見たときに、人はどんなものをイメージするか?
色を見たときに、勝手に心が動いて
イメージを作り出すことを、色彩心理という。
企業は、会社のコンセプトと色彩心理から決めているのです。
オレンジでいうと、
楽しい
元気な
親しみやすい
社交的な
そういえばauのテレビCMでも、
三太郎シリーズで、
桃太郎、金太郎、浦島太郎が出ていて
ワイワイ楽しそうなCMシリーズで
思わず笑いだしてしまう。
私も大好きなCMです。
最後には、私がカラーコーディネーターを仕事に
しようと思ったきっかけ。
そもそも、就職したのはメーカーの事務職。
その後、結婚するので寿(ことぶき)退社。
10年の専業主婦をした後、
出会ったのが色の検定対策講座を
「色の勉強って、一体何を学べるんだろう?」という
興味だけで受けたのがきっかけ。
始めは自分が色の仕事をするとも考えず、
学んでいくと、色が使われている場面には
意味がある。ということがとても面白かったのです。
面白いと感じることを追求していって、
仕事になった。
また、色んな分野と関わりがあり、
今回の8つの職業の中でも、
ほぼ全部の職業に色は関わってくる。
いろんな角度から、
中学生に自分の職業の話ができたことは
私にとっても、改めて自分の仕事の意味価値を
感じることができました。
中学2年生。
少しづつ自分の職業について
意識する年齢にもなってきたときに、
周りの大人だけでなく、いろんな分野の職業の話を
聞ける機会はとても貴重だと思いました。
私が学生のときに、
こんな取り組みがあれば、ひょっとしたら
全く別の職業をめざしていたかも・・・
この貴重な機会に、自分の仕事の話ができたことが
自分の仕事の説明ができたことが
素晴らしい体験となりました。
この機会をいただけたことに、
心から感謝しています。
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