インクルーシブ✖️スポーツ①
みなさんこんにちは。
引越しが控えているのですが何も準備しておりません。
大学2年生の大杉です。
さて今日は、いつもの幼少期スポーツ、というところとは違う観点で、
「インクルーシブスポーツ」
について少し話したいと思います。
今回は第1章です。まずは、インクルーシブなスポーツとは何か、と言うところから見ていきましょう。
インクルーシブスポーツとは
定義
インクルーシブスポーツの定義は地方自治体によって定められているところもあります。
その一例として横浜市の例を出すと、
このように書いております。
また、スポーツ庁の令和五年度障害者スポーツ推進プロジェクトでは、推進する障害者スポーツについて、
と記しています。
どちらもの要素をとると、
障害、年齢、性別、国籍を問わず誰もがともに参加することのできるスポーツ
であると言えると思います。
例えば?
有名なインクルーシブスポーツの例を挙げるとこんな感じです。
モルック
ボッチャ
車いすバスケ
ゴールボール
シッティングバレー
これらの種目について気になる方は、ぜひ調べてみてください。
いくつかについて詳しく述べると、
1.モルック
これはやったことのある人もいるのではないでしょうか。
並べられている数字の書かれた木(スキットル)を、持っている木(これがモルック)を投げて目標の点数に到達するように計算して倒す、簡単に言うとこんなゲームです。
このスポーツの面白さは、ただ近距離に棒を投げるだけなのに、そこに駆け引き、計画、コントロール、いろいろな投げ方などたくさんの要素が詰まっているところです。
日本モルック協会の出しているこの動画もぜひご覧ください。
出典:一般社団法人 日本モルック協会
5.シッティングバレー
別名「パラバレーボール(座位)」とも呼ばれます。
と言うより、日本財団パラサポは、「一般社団法人 日本パラバレーボール協会」と言う名称で法人を作っており、その中の一つとしてパラバレーボール(座位)と言う名称を用いています。
ルールは簡単に言うと、床に臀部の一部が接触した状態で行い続けなければいけないバレーです。
その分ネットも低く、元々バレーをアスリートとして行っていた人も積極的に参加しているほど、面白さの詰まっているスポーツです。
こちらは日本パラリンピック委員会の動画をご覧ください。
出典:日本パラリンピック委員会
グローバルに発展しているインクルーシブスポーツ
先ほどのシッティングバレーボールの動画の出典が日本パラリンピック委員会の出しているパラリンピックでの動画であるように、インクルーシブなスポーツは全世界で実施されています。
実は私も、先ほど紹介したスポーツは車いすバスケ以外実施したことがあります。
ただ、やったことのない人もいるのは当然だろうし、実際誰もが行っている、と言える環境になっているかと言われたらまだまだ不十分なところもあります。
今回は簡単にインクルーシブスポーツについて説明させていただいたので、今回はここまでとして、次回はインクルーシブスポーツの課題、展望について触れていきたいと思います。
参考文献
・公益財団法人 横浜市スポーツ協会 事業紹介:インクルーシブスポーツ推進事業
https://www3.yspc.or.jp/projects/004.html 最終閲覧;2024.3.8 5:25
・スポーツ庁 令和5年度障害者スポーツ推進プロジェクト(特別支援学校等における運動部活動の地域連携・地域移行支援事業)の募集について
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/boshu/detail/jsa_00209.html 最終閲覧;2024.3.8 5:25
・一般社団法人 日本モルック協会 モルックについて
https://molkky.jp/molkky/ 最終閲覧;2024.3.8 5:26
・日本パラリンピック委員会 競技紹介 Sitting Volleyball/シッティングバレーボール
https://www.parasports.or.jp/paralympic/sports/sitting-volleyball.html 最終閲覧;2024.3.8 5:27
・一般社団法人 日本パラバレーボール協会 パラバレーボール(座位)
https://www.jsva.info/spoting_events/sitting/
最終閲覧;2024.3.8 5:29
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