見出し画像

ユニバーサルスポーツの意義と可能性

みなさんこんにちは。

本日は私の知り合いの方(上司と言うにも烏滸がましいですが立場的には上司?でしょうか。)のコーチングのイベントにお邪魔してきました。
自分について、またやりたいことについて、改めて見直すきっかけを頂けた素敵な場所でした。

さて今日は、そんな私のやりたいことにもちょっとだけ近いです。分野でいけばだいぶ近いです。

ユニバーサルスポーツ

についてちょっとだけお話ししたいと思います。

私の記事の中で一度だけかる〜く触れたことがありますが、今日はちょっとだけ深掘りします。
その時の記事はこちら。

ユニバーサルスポーツとは?

では最初に、そもそもユニバーサルスポーツってなんやねん。ってところからお話しします。

定義

これは前の記事でも参照した、ユニバーサルイベント協会から引用させていただきます。

高齢になっても障がいがあっても、大人でも子どもでも、みんなが一緒に参加し、活動できるのがユニバーサルスポーツです。 競技性の強い元気で若い人中心の一般的スポーツや、パラリンピックを代表とした障害者スポーツのちょうど中間に位置するようなスポーツです。 障がいのある人のない人も共にできるスポーツであり、スポーツの得意な人もそうでない人も一緒にできる、レクリエーションやコミュニケーションを目的としたものまで含まれます。 もちろん、ノーマライゼーションの考えが基本となります。

引用:ユニバーサルイベント協会

と言うわけで、一般スポーツと障がい者スポーツの中間にある、誰もが楽しめるスポーツという感じです。

種類

ユニバーサルスポーツの具体例をいくつか紹介します。

・ボッチャ
これはやったことのある人も多いと思います。
ジャックボール(白い球)に、自チームの色の球をいかに近づけることができるかという競技です。

・卓球バレー
こっちは聞き馴染みのない方が多いかもしれません。
卓球のコートで、ネットの下を潜らせて音のなるボールを打ち合う競技です。


ユニバーサルスポーツの意義

それでは、ユニバーサルスポーツの意義とはなんでしょうか。

そもそもユニバーサルという言葉には、誰しもに共通・普遍的であるという意味があります。

そこに障害の有無も年齢も関係ありません。

ユニバーサルスポーツでは、誰しもが楽しめて、かつ勝敗も体格や障害などによってのみ決まることがないスポーツなのです。


どんな人でも楽しめるスポーツである。


これが、ユニバーサルスポーツです。
私の大好きなゆるスポーツと似てますね。素敵です。

実際に卓球バレーは上肢に障害があっても足でプレーすることができるし、ボッチャは脳原生疾患があってもプレーすることができます。

これからのユニバーサルスポーツ

実は、今回の記事は最初に紹介したインクルーシブスポーツとかなり似ています。

私はいつも、その時々で気になった話題、自分の中でホットなワードをテーマとして投稿しています。
今回これをテーマとしたのは、ユニバーサルスポーツがもっと身近に広まってほしいと切実に感じるからです。

例えば地域特有のユニバーサルスポーツを作った、実施したという記事をよく目にします。
そういったスポーツが作られることで、地域活性化やスポーツ人口の増加のきっかけができ、個人的にはいいことずくめだと思います。

しかし、それで終わってはいけないとも同時に感じます。
そういった誰もが楽しく行うことのできるスポーツは、もっと身近に当たり前にあるべきです。
我々の生活の中の、例えば休日の過ごし方の選択肢の一つとして、ユニバーサルスポーツを楽しむという文化が生み出されるようになれば、生涯を通したスポーツの参加、いわゆる「生涯スポーツ」も達成できるのではないかと考えます。

これからもユニバーサルスポーツが作り出され、広まっていくのを願うと同時に、私自身も積極的に関わっていきたいと思います。

今日は短めですがこの辺で。それではまた!


参考記事・文献

・一般社団法人日本ボッチャ協会
最終閲覧日:2024.7.15 
https://www.japan-boccia.com/about/ 

・日本卓球バレー連盟公式ホームページ
最終閲覧日:2024.7.15
https://japan-tvf.com 

・NPOユニバーサルイベント協会
最終閲覧日:2024.7.15
https://u-event.jp/activity/universal-sports/ 

・名古屋市 スポーツ市民局 ユニバーサルスポーツをつくる
https://www.city.nagoya.jp/sportsshimin/cmsfiles/contents/0000162/162179/jireisyu.pdf 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?