見出し画像

街あるきは人生~きばらしあっちゃんの楽しみ

頸椎の調子が落ちてから 表に出る機会はずいぶんご無沙汰でした。 

気分的にも 沈むことが 多かったので
最近 ガイド(※)を 利用して 10月から居室から 外に出かけるように なりました 。

(※ガイドとは:ガイドヘルパーの略称。一人では到底いけないところを同行してもらうことで私たちにとって外出が実現します。気が向けば行けるわけではありません。健常者の方とは違ってちょっと街中へ出かけるのにもお願いして予定を立てていかないと実現にいたりません。)

今日は 昼から そのガイドを 頼み 外出 してきました。
この間から 土曜日ごとに 懐かしの 場所に 出かけ (というのも半径1キロ以内ですが)有意義な 時間を 過ごすことができるようになってきました。

第1週目の 土曜日は 以前住んでいた 市営住宅 に出向き 深江(※地域名) 周辺を 周り 昔 母親が通っていた美容院の 先生と 出くわし 話をしばらくしました。

随分と 合わなかったのに 先生は僕が声をかけると 覚えていてくれていました 。
しばらく 話をさせてもらった後 深江駅 の方へ回ってみます。

駅前に着くと またもや懐かしい 人に 出会いました 。
その方は 私が 会社を 経営していた時に 利用者として 登録してくださっていた方の 奥さんで その奥さん も 最初の頃 私の会社の職員としてしばらく関わってくれていた方なのでした。
懐かしく 話をする中、その方より 一度 主人にも ぜひ会ってみて下さいとの話をいただきました。

日を改めて、約束の 翌週の 土曜日を迎えました。

インターフォンを鳴らすとすぐの反応に気付きませんでしたが、表で待っていると、旦那さん自ら電動車いすを操作し出向いて来られたのです。

居室へ案内してくださり、今はコロナの影響もありお店も開けれていないその空間で、旦那さんと 有意義な時間を共有しました。むかしの共通の友人・知人のお話など 随分と 気晴らしが できました。

また その次の土曜日は 深江の駅の 周辺で 散歩しながら (※私はというと電動車いすに乗っかっているだけですが^^;)街の散策です。

今日は、コロナの緊急事態宣言が開けて数日目。すこしは、街中の活気もかわったのでしょうか。
そこで、昔 よく買っていた たこ焼き屋さんが お店を開けていたのを店前に旗が上がっているのに気付きました。

 すこしばかりの不安と緊張もあわせながらでしたが、 懐かしく思い訪ねたところ

「さかもっちゃーーん。✋」 と。


私を見つけたと同時の元気声があがったのです。
店の奥から 店長が 大声で 呼んでくれました。

5年ぐらいは 会っていなかったのに 覚えてくれていたのです。

本当に 嬉しかったです。


このように 最近 体が悪くなってから 出かけることの少なかった私は ようやく 少し 気晴らしが できるようになってきました。
ストレス解消が 少し できるように なったことを 嬉しく思っています。

今後も一週間に 一度ぐらいは出かけていき 楽しみたいと 思っています 。

今まで 家を変わってから(※昨年8月に今のバリアフリー住宅に引っ越ししています)

これまで慣れ親しんだ地域の人との交流もや話す機会も ほとんどもてませんでした。
ひとり 寂しく 周りの景色を眺めることだけがひとつの 気晴らしだったので 本当に良かったと思っています 。

手足の痺れや体内のバランスの衰えなど年齢のこともあり思った以上に下降路線に入っておりますが、気晴らしの範囲がすこし広がったこと。少しでも伝わるのなら嬉しく思います。

 

さかもとのあっちゃん ありがとうございます(秋)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?