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頸椎が悪くなってから約3年の状況の変化。(介添え者へメッセージとして手紙をお渡ししました。)


2018年、今から3年前の10月。

どう転んでも体調の回復が見られなく望みを繋げるため、主治医の先生に相談しました。

 「 少し首から肩にかけて電気が走るような痛みがあります。首を動かすと走るんです。何とかならないでしょうか? 」
 主治医は原因を調べるためにと神戸赤十字病院を紹介してくださいました。
 診断結果は、頸椎にヒビが多数見つかりました。
頸椎の1番目・2番目・3番目・5番目・7番目に。圧迫箇所があると。


当然、主治医は手術をしたほうがいい。
と話してましたが僕の気持ちとして

手術を受けたとしても完全な改善は望めないし、ただ症状がすすまないように、というだけで手術を受けるのは、すべてが楽になるわけではないだろう。
自分自身も64歳になっていたため、痺れなど治る見込みが少ないのであればこのままの現状維持でいる方が良いんじゃないかなと
【 受けない 】という選択をしました。

なにぶん手術を受けることは、特に第1番目においてリスクが伴う危険性があるとは自分でも分かっています。
手術となるといくら医療技術が発達しているといっても、お医者さんでも難しいんじゃないかなという想いと自らの恐怖心があったのも正直な気持ちです。

またその頃の自分の立場を考えたとき
会社のこと、お金のこと。
そして、お世話になっている方々の負担こと
をどうしても考えてしまいました。

この先、短い自分だしそうそう、
悪くならないだろうと。

甘い考えだったかもしれません。

だんだんと身体はよくない方向へ。

その進行は思った以上に早いと感じます。

かえって、お世話になっている人たちに負担がこの先多くなっていくのじゃないかなと心配になってきています。

これまでも、お世話してくださるヘルパーや関係者の方々に負担を極力かけないようにと【 自力 】というものを強く意識し取り組んできました。


しかし、最近、どうしても力が入らなくなってきているのです。

シビレもますます強くなってきています。

力が入らない分、重量感が介護者に少しずつかかっているだろうなと感じます。

車椅子の上で背筋を伸ばして腰をもちあげる時、時々力が入らなくなり、時間をかけなくては持ち上がらなくなっております、そのうちあがらなくなるのかもしれません、それだけは考えたくありません。

また、電動車いすの操作などにも影響が及びます。

よく壁やモノにぶっつけたり、ドアと車椅子の間に手足が挟まったり、その状況から回避するためにお願いして手伝ってもらう状況があったり。

独りで居る時、その状況があった場合には、それはそれは工夫を重ねて必死に、どう回避するか。

本当に、必死の極みです。


最近では結構な頻度繰り返してしまっています。

そんな状況も多くなってきています。

また。喉の飲み込みの力や排せつするときのきばる力などにも少しずつ影響が出てきています。

のどは、口の動きにも現れてきており、痰を吐きだす困難さ。

ストローで水分を飲む時にむせたり。

吸う力が最後まで飲み干すことが難しくなってきています。

そしてよだれが多く出るようになってきています。

発音にも影響が出てきており、声が出にくくなったり。

介護者に伝えることにも影響が出てきて困ることもあります。

特に朝が出にくいです。

以上が私自身の頸椎からの症状と状況です。



今後、これらの症状がますます悪くなってくるとは思いますが、もう少しの間、労苦をおかけすると思いますが。

これらの事をご理解の上介添えしてくださいますようお願いする次第です。

また頸椎のことによって、自分自身の精神的には不安定な状況からサポートしてくださる方々への嫌な思いをさせてしまうこともあるとは思いますが、極力私自身も気を付けますのどうかご理解くださいますようお願いいたします


                   令和3年6月13日  坂本淳

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