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殺陣とマイムの共通点?
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久しぶりに発声練習したら喉とか周りの筋肉が震えてくすぐり、むせてしまった谷です。
僕あるある。
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ヒマを持て余した谷は最近、殺陣や刀について調べておりました。
刀の扱いや剣術はとても合理的にできていて、僕が普段やっているマイムとの共通点も見えました。
僕のやっているマイムには、人間の本体は頭と体で、腕と脚は付属品という考え方があるのですが、
刀を扱う際もそれに似ていて、腕で振らず体を使って振る、というのがあるようです。
実際、眠っていた模造刀でやってみました。
何㎏もある鉄の棒を、腕だけでは振るどころか保持することも難しく、ましてやそれで切るとなるとかなり効率が悪そうです。
体を使うことで効率よく持つ、振る、切る動作が適います。
マイムよりうんと実践的な由来ですが、「腕」より「体」という点では刀の扱いと同じ。
と言うより、体を使ったあらゆる物事に共通するのかもしれません。
手先でやってはダメ、手打ちになっている、といった言葉は他の武道でもよく聞きました。
更にそれを見せ物として手を加えたものが殺陣となるようです。
なので基本は武道としての刀の扱いと同じ。効率よく体を動かす。
効率の悪い動きは素人目に見ていても違和感に繋がります。
マイムでもその違和感を利用したりもするのですが、それもやはり違和感のない動きを提示できてこそ。
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「武」と「舞」は通ずる、とは昔から言われている言葉だったりします。
谷啓吾
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