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【一日一問】私を動物に例えるとなにか?

みなさん、こんにちは。Grounding Lifeの長谷川です。

梅雨寒の今日。季節外れの冷たい風。自宅近くの川に住むカモの親子が草むらの陰に集まっている。寒さをしのいでいるのかな。

ふと、雨の日に子連れで歩いた保育園までの道を思い出す。

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幼い子供たちと歩いて通った保育園までの道。

いつもは自転車での送り迎えだけれど雨の日はバスに乗るのも一苦労で、様々な試行錯誤の結果、歩いて通うのが子供も飽きず、私も気が張らない、という事に気が付いた。

二人分の保育園の荷物と、私の通勤カバン。今思うと、相当な量を抱えながら歩いていた。それでも、やはり懐かしく愛おしい思い出。

プロコーチへの道

昨日から『コーチングとの出会い、学び、日常での活用』について書いている。プロフィールNoteとしてまとめている、というよりは、日々の『問い』との繋がりが思いつけば書く、というような感じ。

今日はそんな保育園児の子供たちと共に進んだプロコーチの学びについて。

あの頃、私はまるで母カモで。必死に子供たちを育て、エサを探し、敵を追い回し、逃げまどい…健気で一生懸命でそして今より若かった。

コーチングに出会い、学びのコースを修了した私は、そのまま『プロコーチ』への道を進むことにした。2012年、4歳、2歳の子供たち。復職して1年というタイミングだったので、かなり忙しかった。記憶はあまりない笑

なぜプロコーチだったのか

昨日のNoteにも書いたが、私はコーチングに出会い『クライアントとしてコーチングを体験する喜び』を痛感した。

丁寧に深く聴く。核心で『本当に必要なこと』を問いてもらう。自分の奥底にある何かを言葉にし、事柄ではなく私の人柄を大切に扱ってもらう。

そうやってセッションを繰り返すうちに、

私の答えは私の中にしかない、私以外の誰かが決めるものではない

ということに気づき『私が私である理由』を一つ一つ確信していった。その二年間の学びは本当に豊かで、私は生まれて初めて『これを深めたい、一生学び続けたい!』というものに出会えた感覚だった。運命だったのだ。

プロコーチを目指すことを決めた理由は二つ。

一つは、シンプルにコーチングが好きだったから。

そしてもう一つは、自分は自分でいいんだ、この自分で生きていこう、という自分への信頼を沢山の人に感じてほしい、と思ったから。死んだように生きる、という人を一人でも減らしたいと思ったから。

一番の学びは『許し』

プロコーチになるための養成コースに通い学んだ半年間。そこで学んだスキル・スタンスはとても奥深く、今でも研鑽の途中だ。

約8年間で800時間以上のコーチングセッションを行う機会に恵まれた。

セッションでクライアントの人生に向き合うたびに、その真剣さに胸を打たれた。一緒に泣いたり、大笑いしたり、ダンスしたり、寝転がったり。

沸き起こる感情を徹底的に味わい、今この瞬間に自分の選択をしていく姿。その姿に『人の生々しさと美しさ』を見てきた。今もそうだ。

どす黒い感情や、とてつもない怒り。そういうものも全てエネルギーにしてクライアントとコーチがその瞬間瞬間に紡ぎあげていく空気。同じものは二度と生まれない、という『唯一無二』という事がより一層私をコーチングに向けて奮い立たせてくれる。私は自分の『今』をより濃く生きたいから。

スキルスタンスもさることながら、私の一番の学びは

『コーチもまた人である』

ということだ。当たり前のことだけれど、そのことを自覚することはとても大事だ。コーチとして今ここに居られるのか。私の中にもやもややざわざわはないか。そこをいつも意識している。

そして当然ながら、私も人なのでもやもやざわざわする。仕方ないことなのだ。そんな時は『コーチとして自分をどう整えるのか』を考える。

時には整い切らない。そんな時にはクライアントと話すこともある。

『どうしてもこういう理由で整わない。』

それを話し、そこから創る。それをしてもよい、二人でコーチングセッションを創っているのだから。。。そのことを知ったのは『優等生』として生きていた私にとってまさに『目から鱗』の事態だったし、生き方を大きく変えたと思う。自分を許すようになったのだ。

今の私は、子供を必死に守り、一人で闘う母カモではない。自分の歩く道を見据え、自分の心に従って進もうと決意してる一頭のバッファローだ。

コメント 2020-05-29 144151

鼻に乗せている鳥は、私の大切な仲間。いつも行く先を一緒に見て、時々上空から声をかけてくれる。そんなお守りのような。

今日の問い

今日は、8年前のプロコーチの学びを思い出しながら。今の自分を意識する時、過去の出来事やそこでの自分を思い出すことは大事だ。そうすることが今との違いを明らかにするから。過去は過去、だけれど、今はその過去と繋がっている。

今この瞬間が未来に繋がっているように。

自由自在に、自分の人生の時間を行き来しながら、今の自分を感じたらいい。それだけ。

私を動物に例えるとなにか?

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