【一日一問】自分の中にある『ブラック』の部分は何か?
みなさん、こんにちは。Grounding Lifeの長谷川です。
コロナの出現により、オンラインの時間が大幅に増えました。仕事も、個人的なやり取りも、PTAも家族との会話も。何もかも、オンラインでのコミュニケーションという『異常』な状況です。
私は2014年にプロコーチの資格を取得し、以来、比較的SkypeやZoomでのセッションをさせていただいていますが、今のような『起きてから寝るまでほとんどOn Line』という経験は初めてです。
内側にある『疲れ』
3月からこのような流れになってほぼ2か月。
正直、少し『オンライン疲れ』のような感覚もあります。
オンラインはとても便利です。それは間違いないですし、この数年かけてオンライン化できる仕事にシフトしていたことにとても感謝があります。
ですが、私たちは本来『リアル』なコミュニケーションの中で生きてきました。対面で接する時の『空気』を察知したり、相手から放たれるニュアンス、こちらから放つインパクト・・・そういうものにセンサーを働かせて関係性を築いてきたのです。
オンラインと対面は、全く別物、という視点に立っていないと『オンラインでは対面と同じ状況が創れない』という感覚になって苦しんだり、解決しない課題に足を突っ込んだりしてしまうのです。
言いにくい言葉こそ、大切にしたい
オンラインでの仕事がメインの私にとって『オンライン疲れた』という発言は少し『憚られる』感覚も沸きます。
オンラインセッションのクライアントさんはどう感じるかな
オンラインの対話の場を多く創っているのに『疲れた』はないよね
というような『周りの人にどう思われるだろう』という怖さが一瞬湧くのです。それはとても自然なことだと考えています。
では、その恐怖心から、
内側にある『疲れた』という声を、ないことにする。
そうすると何が起きるでしょうか。
『疲れた』という内側の声はやがて、自然となくなるのでしょうか。
答えは『いいえ』です。
押し込めた『声』は決してなくならず、
それどころか体の中に溜まり、心身をじわじわとむしばんでいくのです。
自分が本当は何を思っているのか。まずはその声を聴き、受け取る。そういう感覚ってあるよね、と言ってあげる。そこが大切なポイントです。
受け取った先にあるもの
自分の『本音』をまずは自分が受け取ってみる。
受け取ると言っても、どうやって受け取ればいいの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
私がお勧めしているのは
『そういうことを考えるのも、また私だ』
『そういう感覚があってもいいじゃない。それも私だから』
と自分に言いきかせながら、受け取る、という方法です。
これはとても不思議に聞こえるかもしれませんが、人は本来『受容される』ということで『安心』を得ます。
自分が自分の気持ちを『受容』する。
それは実はとても大きなエネルギーになるのです。個人的には『自分が受容する以上の、受容によるエネルギーはない』と思うくらい、自己受容はリーダーシップの大切なポイントです。
受容すると立ち上がってくるものが必ずあります。それは『じゃ、自分はどうしたいのか』ということです。
今日の問い
今日の問いはこちらです。
自分の中にある『ブラック』の部分は何か?
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