【詩の翻訳】夕方の感情/フリードリヒ・ヘッベル
夕方の感情
夜と昼は
平和的に戦いあった。
如何にしてそれを鎮圧し、
如何にしてそれを解決できようか!
私を虐げるものよ、
お前はもう眠ったのか、痛みよ。
私を喜ばせるものよ、
教えてくれ、それは一体何だったのかを、心よ。
喜びを苦悩のように、
私は感じ、消え失せる、
しかしまどろみを
それらは静かに連れてくる。
そして漂いながら、
もっと上へ、
私には生命が
本当に子守歌のように思われるのだ。
Friedrich Hebbel: „Abendgefühl“, Hrgb. von Ernst Meyer-Hermann[u.a.], Deutsche Gedichte für die Hauptschule, Frankfurt a. M.: Diesterweg,1966, S.9
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