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【詩の翻訳】明日にあるもの/ヴォルフガング・ボルヒェルト

明日にあるもの

明日にあるもの、
それが不安であったとしても、
僕は肯定する。

花々は静かに
夜の雨の中で語っている、
花々は新しい光の中で
ふたたび咲きほこるつもりだからだ。

明日にあるもの、
それが不安であったとしても、
僕は肯定する。

Wolfgang Borchert: „Was morgen ist“, In: „Deutsche Gedichte für die Hauptschule”, Hrsg. von Ernst Meyer-Hermann[u.a.], Frankfurt a. M.: Diesterweg 1966, S.68.

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