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【詩の翻訳】最高の掟/フリードリヒ・ヘッベル

最高の掟

人間像を尊重せよ、
そして思え、どれほど隠れていようとも、
その中では何かある黎明のための
あらゆる最高のものへと至る蕾が膨らんでいるということを!

人間像を尊重せよ、
そして思え、どれほど深くに潜んでいようとも、
それを呼び覚ます生命の息吹が、
おそらくは君の魂からあふれ出るということを!

人間像を尊重せよ!
永遠とはある時間なのだ、
あらゆるものが君にとっては一つの傷であるような、
そうでなければ、憧れが満たされるような時間なのだ!

Friedrich Hebbel: „Höchstes Gebot“, Hrsg. von Ernst Meyer-Hermann[u.a.], Deutsche Gedichte für die Hauptschule, Frankfurt a. M.: Diesterweg,1966, S.58

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