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【詩の翻訳】遅く/フェルディナント・ハルデコプフ

遅く

昼はあまり明るくない。
暗い湖が墓に沈む。
これは世界の最後の光だ、
かつてあった、この上なく淡い光。

沼地から藪と木がふらふら出てくる。
白樺-神経が痛みつつ枝めいていく。
時間は死に、空間は病に苦しむ。
葦は死んだ湖の中で黄ばんでいる。

空気はどんよりと河口-万象に流れ込む。
カラスが鳴く。森は眠りこむ。
すぐに流れ落ちる涙が僕を
終わりと燃える苦しみから引き離す。

Ferdinand Hardekopf: Spät. In: Gedichte des Expressionismus. Hrsg. von Dietrich Bode. Stuttgart: Philipp Reclam jun. 1991, S.76

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