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「ある時代にある場所に居るということ」が、決定的に重要だ


ある時代にある場所に居るということ

これは私の座右の銘の一つです。

ノートマンダラより引用。


今回は私が大切にしている、このことばについて書きます。
noteを発信する観点においても、とても大切な視点であると考えています。

最後までよろしくお願いします。



ある時代にある場所に居るということ


ある時代にある場所に居るということが、決定的に重要


これは個人的に私淑ししゅく(心の中で師匠と定めること)させていただいている、パブリックスピーカーの山口周さんのことばです。

山口さんがこれに言及しているvoicyはコチラ。

なお、voicy番組「ウラヤマグチシュウ」に対する私の想いについては コチラの記事をどうぞ。
(現在山口さんはvoicyの更新を停止されています)


山口さんは配信の中で、
たとえ話としてこんな話をされています。

日本でいうと「戦争を思春期に経験して終戦を迎えた人たち」というのは、やっぱりすごくいい文学者とか思想家になっていくわけです。
〈中略〉
ああいう「社会変化の渦というのをある年齢で経験した」ということがないと、中々インストールされないようなものっていうのがあって、

上記のvoicyより書き起こしたもの


「時代」が作る絶対的なアイデンティティ


この着眼点って本当にスゴくて。
私たちって「場所」だけで自分のアイデンティティを作りがちなんですよ。

たとえば、
子育て中だから、子育て方法の発信をする
BUMP OF CHICKENが好きだから、BUMP OF CHICKENについて発信する
noteが好きだから、noteの良さについて発信する

みたいな感じで、
「自分がいま、好きだから」
「自分がいま、得意だから」
で発信内容を決めていく。

それももちろん良いと思いますし、私もそうしているのですが、このテーマの選び方だと、他に書ける人がたくさん居るんですよね。


では、ここに「ある時代」の要素を加えてみるとどうでしょう。

子育てが一通り終わったから、子育ての「もっとこうすればよかった」を振り返ってみた
BUMP OF CHICKENのデビュー当時を知っているから、当時のライブを思い出して書いてみた
noteとmixiを両方使ったことがあるから、比較してnoteの良さを考察してみた


このスゴさ、伝わりますか?

「同じことを書ける人」がゴッソリ減りました。

これって「そのとき、そこに居た」人じゃないと書けないんですよ。

「そのとき」が大事。
どうあがいても、後発組には書けない記事。

「いま30代の私」にしか、書けない記事がある。

「時代」が作るアイデンティティは、絶対的なものなんです。



「時代」と「場所」をいかに組み合わせるか


ここからは山口さんが話しているのではなく私が個人的に考えたことなのですが、発信をするにあたって、加えて重要なことがあります。

それは、
「時代」と「場所」をいかに組み合わせるか
です。

言い換えれば、
いかにして自分の持つコンテンツの「希少性」に気付けるか
といったところ。


これを考えるには「自分史」を振り返る必要があります。

自分の10年前、20年前を振り返って、
あのとき何してた?
何が好きだった?
あの社会問題が起きたとき、何歳だった?
と考える時間を作りましょう。

そしてできればそれをメモに残しましょう。

メモは紙のものでも、電子のものでも良いです。
ヤル気があるなら自分の年表みたいなのを作っても良いかもしれません。

ちなみに私はGoogle Keepを使っています。

こうして自分のことを振り返っておくことで、本当の意味での「あなたにしか書けない記事」にたどり着けるかもしれません。


まとめ


今回は、山口周さんの番組を紹介し、
「ある時代にある場所に居るということが、決定的に重要」
という話をさせていただきました。

やっぱり「発信活動の質」と「コンテンツの希少性」は、切っても切れない関係性にあります。

今回の記事が、皆さんがnoteを続けるキッカケになれば幸いです。


私とnoteについて、マガジンを作成しています。
よければコチラも読んでみてくださいね!

それでは、また。


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