「大人も子どもも一緒に楽しめる雑誌」の購読を始めました
この1月から『ナショナル ジオグラフィック(以下、ナショジオ)』という雑誌の定期購読を始めました。
どういった雑誌なのかといいますと、
と公式ホームページにあるように、
「地球の今」を、他の雑誌や新聞、テレビでは見られないような現地の写真と取材で紹介する。
というコンセプトの月刊誌です。
例えば2024年1月号であれば、アマゾンの奥地や、オランダの無人島、メキシコで愛されるチョウチョなどのキレイな写真が、見開きいっぱいに掲載されています。
価格は月額1,280円、年間契約で15,360円と決して安くはないです。
ただ私は楽天市場で購入したためポイントが付き、正味10,000円ぐらいで契約できました。
お小遣い制の渦中にありながらも年間契約に踏み切った理由は、
これが子どもに対して良い影響があるのでは、と考えたためです。
というわけで今回は、私がなぜ『ナショジオ』を契約することにしたのか、について書いていきます。
大人の読書と、子どもの読書
子どもの近くで読書をしていると、長男に聞かれます。
「何の本読んでるのー?」
「僕にも見せて!」
しかし私がいつも読んでいる本は、当然ですが文章しか書いておらず。
聞かれたからには何の本なのか説明しますし、見せてと言われたからには見せるのですが、
「いまお父さんはブラジルの歴史について勉強しているよ。中身はこんな感じ!」
といって本の中身を見せても、当然息子は
「ふぅ〜ん」
と言って、戦果のない兵隊よろしく、またレゴブロックの国に帰っていくわけです。
一方で4歳児の読書というのは、すなわち絵本です。
息子は絵本が大好きなのですが、最近はブロック遊びが楽しいのか、少しずつ絵本離れを感じます。
昔は一日に10回も読んでいたのが、最近は2〜3回といった感じで。
なにか大人の読書と子どもの読書の間に位置するものがほしいな、と思っていたところに『ナショジオ』の存在を知り、購読することにしたのです。
テレビも良いけれど
とはいえ「“地球の今”を知りたいのならテレビで良いじゃないか」という意見もあると思います。
テレビだけでなく最近はYouTubeもNetflixもありますし。
良い番組もたくさんあって、しかも動くところを見せられる。
比べて、一見すると雑誌や写真という媒体は、どうも古くさく感じられます。
しかし子どもにとって写真には、映像にはない大きなメリットがあると私は考えます。
それは「じっくり考える時間を生む」ことです。
子どもの未成熟な脳にとって、動画は「理解」を置き去りにします。
子どもが自力で何かに「気付く」前に映像は切り替わってしまいます。
動画という媒体は、どうしたってそれを避けられないのです。
写真なら子どもが自ら触れる時間を決められるので、自分なりにそこから何かを見付け、考えることができると予想しました。
日常で触れられないもの
『ナショジオ』で取り扱う内容はどれも「日常で触れられないもの」です。
そこも私にとっては重要なポイントでした。
例えば今回届いた2024年1月号では、
「アメリカで絶滅しそうな動物たちの話」
「体外受精によって子どもを持つことができた50代女性の話」
などがありました。
これらはいずれも「私たちの日常」には存在しないもので、それを子どもと一緒に写真を見ながら学ぶことができる手段は貴重だと感じます。
「このフクロウがいなくなりそうだから皆で助けてるんだって」
「今まで子どもができなくて悲しかった人に、子どもができるようになったんだね」
と説明しながら読んでいます。
今回は『ナショナル ジオグラフィック』を購読したキッカケについて書きました。
購読中の気付きについても今後は発信していきたいと思います。
ぜひ、フォローして待っていただけると嬉しいです。
それでは、また。
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